YouTube「フェルミ研究所」活動終了 一時代を築いた“漫画動画“の代表格

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  • 「フェルミ研究所」が活動終了を発表
  • 終了の理由は「再生数の低下」など
  • 「漫画動画」を確立させた代表格
漫画を動画化して公開しているYouTubeチャンネル「フェルミ研究所」が活動終了を発表した。

7月16日にYouTubeのコミュニティを更新すると、「急になるのですが、今日でフェルミ研究所の更新を終了にさせていただきます。」と報告。

終了の理由については、「再生数の低下と自分の興味が変化したこと、また今はフェルミ研究所の先を考える熱意と時間がないため、そろそろ潮時かなと思い決断しました。」と説明している。

「漫画動画」を確立させたフェルミ研究所

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「フェルミ研究所」はハウツーを中心とした漫画を動画コンテンツ化して公開するYouTubeチャンネル。

2018年秋頃から急速にチャンネル登録者数を伸ばし、YouTubeでブームが巻き起こした「漫画動画」というジャンルを確立させたチャンネルとして知られている。

「フェルミ研究所」の成功から、後を追うように「ヒューマンバグ大学」「アシタノワダイ」など数々の漫画動画系チャンネルが誕生し、「急上昇ランキング」にも連日多くの漫画動画がランクイン。

大手YouTuberプロダクションのUUUMも2019年10月から独自の漫画動画チャンネル「UUUM MANGA」を立ち上げるなど、当時の漫画動画への注目の大きさを伺い知ることができる。

視聴者「確実に一時代を築いたチャンネルだった」

しかし、「フェルミ研究所」が活動終了の理由の一つとして説明しているように、ここ数年は再生数が低下傾向に。

かつては数百万再生の動画を量産していたが、最近では20〜30万再生にとどまっており、「急上昇ランキング」などでみる機会も激減。

再生数の減少理由は明らかになっていないが、YouTube内のアルゴリズム変更や、漫画動画チャンネル・コンテンツの飽和などが考えられる。なお、先述した「UUUM MANGA」も一年以上更新が途絶えている。

活動終了を発表したコミュニティ欄には、「確実に一時代を築いたチャンネルだった」「確かに100万再生以上最近なかったもんな…」など、活動終了を惜しむ声が寄せられている。

「フェルミ研究所」発表全文
いつもお世話になってます。
急になるのですが、今日でフェルミ研究所の更新を終了にさせていただきます。
今まで応援してくださった方、本当にありがとうございました。
終了する理由は、再生数の低下と自分の興味が変化したこと、また今はフェルミ研究所の先を考える熱意と時間がないため、そろそろ潮時かなと思い決断しました。
このチャンネルでは本当に色々なことを勉強させてもらいました。
ありがとうございました。

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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5358)

社会人10年目、10年経てばマンネリだけでなく行き詰まり感が必ず出てきます。コムドットと組んでもらえませんか?一時期掛け合ったグループは多いですが、ちょっとお誘いがあったフリーのグループなんですよ。外資系企業のエリートが石原さとみと結婚するって言ってる奴がいるんですがそいつをダシにしてIT企業バックアップにつけてもらえるとそっから先は面白い活動ができます。フォローには感謝しています。ちょっと縁があるようなので。

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