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クアルコムとNECが仮想化5Gソリューションで連携、ドコモのO-RAN構想下で開発

 クアルコムとNECは、5Gにおける仮想化されたオープンRAN対応のDistributed Unit(DU)開発でNECとの協業を発表した。

 クアルコムが6月に発表した製品「Qualcomm 5G DU X100」を活用するもので、NTTドコモがすすめる「5GオープンRANエコシステム」のもとで開発される。

Qualcomm 5G DU X100

 高性能かつO-RAN準拠、エネルギー効率が高く仮想化されたクラウドネイティブな5Gソリューションをもたらすことで次世代ネットワークの需要に対応し、その展開の簡素化やコスト削減に寄与するとしている。

 クアルコムによれば、通信事業者はユーザー体験の向上が図れる次世代ネットワークの構築とコスト効率を両立する困難さに直面しているといい、NECと共同で5G展開の簡素化やコスト削減などを進めるソリューションを開発することで、こうした課題に対応していくとしている。