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「UULA」が2017年3月でサービス終了、dTVなどへの移行を案内

 UULAは、動画配信サービス「UULA(ウーラ)」のすべてのサービスを2017年3月31日を持って終了すると発表した。

 UULAは2013年にサービス提供を開始した、ミュージックビデオを中心とした動画見放題サービス。運営企業のUULAは、エイベックス・エンタテインメント(現エイベックス・デジタル)とソフトバンクの合弁で設立されたが、ソフトバンクは2016年3月に保有株式をエイベックス・デジタル側に譲渡し、経営から撤退していた。

 12月26日の12時をもって新規入会の受付を終了している。今後、2017年2月28日をもってダウンロード機能が利用できなくなり、3月31日に全サービスが終了する。サービス利用料の請求は2017年2月28日が最終となり、3月分の利用料の請求は行われない。サービス終了後、全ユーザーが自動退会となり、個人情報は破棄される。

 なお、エイベックス・デジタルは、移行先のサービスとして、同社が運営する動画見放題サービスや音楽聴き放題サービスから、「dTV」「ゲオチャンネル」「AWA」を案内している。このうちdTVには、UULA会員限定という入会特典を用意している。

UULAのサービス発表時のエイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役 松浦勝人氏とソフトバンクの代表取締役社長 孫正義氏(当時)