「史上最高齢」123歳男性が死去、南米ボリビアの先住民

「史上最高齢」123歳男性が死去、南米ボリビアの先住民
 6月10日、南米ボリビアの先住民で、史上最高齢の123歳とされるカルメロ・フロレスさんが死去したことが明らかになった。写真は昨年8月、ロイターのインタビューに答えるフロレスさん(2014年 ロイター/David Mercado)
[ラパス 10日 ロイター] - 南米ボリビアの先住民で、史上最高齢の123歳とされるカルメロ・フロレスさんが9日、死去した。唯一生存している息子が10日明らかにした。
フロレスさんの洗礼証明書に記載されている誕生日は1890年7月16日。ただ、ボリビアでは出生証明書の発行は1940年に始まったため、フロレスさんの正確な年齢を確認することはできない。
ティティカカ湖近くにある標高約4000メートルの村で暮らしていたフロレスさんは、長寿の秘訣(ひけつ)について、キヌア(南米の雑穀)やキノコを食べ、コカの葉をかむことだと語っていた。
ギネス世界記録によると、史上最高齢として認定されているのは、1997年に122歳で亡くなったフランス人女性のジャンヌ・カルマンさん。

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