桂宮治、「感謝しかない」真打ち昇進披露に鶴瓶、談春、文珍らがゲスト出演 新宿末広亭の来年2月中席

スポーツ報知
桂宮治

 来年2月に真打ちに昇進する落語家・桂宮治(44)の披露興行・新宿末広亭(11~20日)の顔付けが28日、発表された。

 後半には特別枠として、所属会派の垣根を越えて日替わりで大物ゲストが出演。大初日に笑福亭鶴瓶が出演すると、以後、桂雀々、三遊亭鳳楽、三遊亭好楽、立川談春、桂南光、立川談笑、桂米團治、桂文珍と続き、千秋楽は山田邦子が出演。通常の寄席では見られない上方落語協会、五代目円楽一門会、落語立川流の出演者が花を添える。

 宮治は「(入門する)12年前に落語を知らなかった僕でも当時から名前を知っている方々。直接電話して、二つ返事で応えてくれた。ビックリだし、感謝しかありません」と話した。

 また、神田伯山、柳亭小痴楽ら二ツ目時代にユニット「成金」で活動したメンバーも日替わりで全員が出演する。「特別枠は1本だけで、芸術協会ってすごいなって、すごい先輩方がいる協会だなと再認識した。自分(が客)でも行ってみたいと思う」と感謝した。

 香盤では5人を抜き、春風亭昇太会長以来、29年ぶりの抜てき真打ちで期待が高まる宮治は「本当にワクワクしています。(披露目が)始まるんだ、ヨシッという感じです」と気を引き締めている。

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