高嶋政宏、企画監修ロマンポルノで“疑似”の存在に驚き「初めて知りました」

俳優の高嶋政宏が1日、都内で行われた映画「愛してる!」(公開中)舞台あいさつに登壇した。当日は、共演者の川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい、ryuchell、白石晃士監督も登場し、同作をアピールした。

映画「愛してる!」舞台あいさつに登壇した高嶋政宏【写真:ENCOUNT編集部】
映画「愛してる!」舞台あいさつに登壇した高嶋政宏【写真:ENCOUNT編集部】

新作ロマンポルノ「愛してる!」をアピール

 俳優の高嶋政宏が1日、都内で行われた映画「愛してる!」(公開中)舞台あいさつに登壇した。当日は、共演者の川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい、ryuchell、白石晃士監督も登場し、同作をアピールした。

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 MCから「企画を進める上で思ったことはありますか?」という質問に、白石監督が「高嶋さん、出ていただいて大丈夫かなと思いました」と答えると、同作の企画監修を担当し、SMクラブの常連客役として出演した高嶋は「いや、全然。脱ぎはなかったですからね。前立腺もなかったですから。ああ、前立腺は見せられないか」と自問自答をし、会場からの笑いを誘っていた。

 また、高嶋は「この映画は構成が素晴らしい。自分のエッセー(変態紳士/ぶんか社)がこんな映画になるとは思いもしなかった。実はいろんな製作会社のドラマ化が動いていたんですけど、どこも内容が過激すぎてダメだったんです」と告白。さらに「皆さん、演技はもちろん研究したんだろうなと思いました。喘ぎ声のナチュラルさとかね。あと、疑似陰毛を初めて知りました。陰毛に見えるのに、それは疑似。これはどういう意味だろう。陰毛に見えるけど疑似……」と繰り返すと、白石監督が「そこまでにしましょう」とツッコミ。会場からは笑いが起きた。

 加えて、高嶋は「カメラワークが最大の見どころ。最も丁寧に撮った現場だと思う。あと、脱ぐプロセスがめちゃくちゃ自然。昨今、ここで胸出さないのはおかしいだろという映画やドラマが多いなか、自然に出しているのは感動しました」と熱弁を振るい、「たくさんの方が見に来ていただき、感動してます。何気なく引き受けたエッセーがこんなに素晴らしい映画になるなんて、人生って予想もつかないことが起こるなとその一言に尽きますね。皆さん、口コミをどうぞよろしくお願いします」と語り、頭を下げていた。

 同作はロマンポルノ50周年記念プロジェクト第2弾作品。SMを通して未知なる本性があらわになり、解放されていくアイドルの姿を白石監督がフェイクドキュメンタリーの手法で軽やかに描いた。

※高嶋政宏の「高」の正式表記ははしごだか

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