シグナル　月曜日のルカ

動画配信で映画「シグナル　月曜日のルカ」を見た。
劇場公開日 2012年6月9日

2012年製作／111分／G／日本
配給：ショウゲート

三根梓は過去の事件をきっかけに3年間映画館から一歩も外に出ていない映写技師。

朗らかな支配人、井上順のいる田舎の名画座に
優しい男子大学生、西島隆弘がアルバイトにやって来る。

過去の事件がどんな深刻なものだったんだろうと思ったのだが、知ってしまえばなんだそんなことかと感じた。

高良健吾が演じるナルシストのストーカーがサイコーにキモいやつだった。

ラストのシーンは泣けた。タオルが必要になった。

満足度は５点満点で４点☆☆☆☆です。

かなり前の映画なので、俳優さん・女優さんともに全員が若々しい感じで、新鮮。
盛り上がりが少し地味だけど、余韻が良かった。
終わりも、思いが通じ合うのに、離れてしまうわけだけど、この後も勝手に
想像が出来て、そういう日本らしい映画だと思った。

古いフィルム名画を上映するミニシアターに謎の美少女という組み合わせ。映写技師のバイトということでわくわくで観たけれど、ウルシダセブンの話からすっかり興ざめ。しかも江花の話でほぼ合っていたのでさらにガッカリ。

素材は良いのに味付けがしょっぱすぎる気がする。かといって、おじいちゃんの話だけじゃ薄味すぎるのか。ウルシダがただの自己中クズ野郎ににしか見えないのも難。

けっこう良い作品だったように思えるけど、そんな理由かよ、というのが感想。

何かを抱えた少女とそれを解決させた男の恋愛の話なんて良くあるけど、なんか心から感動した。
舞台が映画館、しかもフィルム時代の。
その良さも出てたし、主演の三根梓の切ない表情とだんだんと明るくなる性格、AAAの西島隆弘も高良健吾も若いし、高良健吾はこの役がすごく合ってるなと思った。