林業試験場造林部
1978 年 19 巻 2 号 p. 1-9
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カラマツが,北は宮城県から南は静岡県まで分布し,その分布域内では,崩壊跡地,荒れた沢沿,新しい火山噴出物の堆積地など,ほとんど新地状のところに限って純林をつくることは,すでに報告した。浅間山は,富士山とともに,カラマツがもっとも広く出現しているところである。ここで,カラマツが,新しい火山噴出物の堆積地に,どのように侵入,成林し,極相林へ移行していくかを,富士山との対比で確認するために,1976年8月28日から9月1日まで調査を行ったので,その結果を報告する。
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