主催: 日本文化人類学会
著者所属:大阪国際大学
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ムルキ・アインにより導入されたカースト制度の残滓として、ポカラには今もバフン、チェットリ、マトワリ(飲酒カースト)、ナチュネ(ダリット)からの儀礼的階級制度がある。タガダリを特権階級とするヒンドゥー政体体制の下では、タカリ族やその他のマトワリ少数民族は被差別階級であるにもかかわらず、ポカラの観光産業の発達では、彼らは主要な貢献をしてきた。その理由を、ポカラ市民の観光産業参加率を踏まえ、考察してみたい。
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