秋田県立大学名誉教授
2021 年 31 巻 2 号 p. 44-62
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概要. 本論文では,多倍長演算のための非線形スカラー方程式の実数解を求める反復法を提案する.この方法は逆補間法の拡張であり,導関数の計算は不要でステップ当たりの関数評価は1回である.収束速度は2次収束(方程式によっては超2次収束)であり,計算効率(efficiency index)は2となる.これは既存の方法の中で最大である.多倍長演算による数値実験でも本解法の有効性が確認されている.
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