海岸工学講演会講演集
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風波スペクトルの発生・発達と海面摩擦力に関する研究 (3)
目野 幹雄
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1965 年 12 巻 p. 56-63

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抄録

前回の報告ではMiles-Phillipsの風波発生理論とPhillipsの平衡領域のスペクトル理論をもとにして, 風波特性の解明を試みた。
この論文では, さらに, 風と波との相互作用を支配する原理として “エネルギー仮説” を提出し, これから導かれる一連の理論的結果として, fetch graph, スペクトル最大の周波数, 海面粗度係数などを求め, また風と波との間のエネルギー授受の力学関係をも示すことができた (なお, 文中前の2報告をそれぞれ論文I, IIとして引用する)。

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