著者所属:東京大学教養学部基礎科学科第一
1990 年 45 巻 4 号 p. 249-256
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
臨界温度はまだ10K程度にすぎないが, 酸化物高温超伝導体と並んで, 科学的・技術的な可能性を秘めているのが有機物の超伝導体である. そもそも有機物を相手として超伝導を調べるねらいは何なのか, また, 他の超伝導体と比べてどのような新しい知見が得られているのか, 酸化物高温超伝導体との比較も含めて, 有機超伝導の研究の現状と展望を紹介する.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら