国立岡山病院小児科
1997 年 51 巻 8 号 p. 346-351
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腸管出血性大腸菌O157: H7感染症は軽症では下痢であるが, 重症では鮮血便を伴う出血性大腸炎となり溶血性尿毒症症候群HUSや脳症を併発し死に至ることもある. 1996年5月から6月にかけて岡山県では2つの大きな集団食中毒が学校給食を原因として発生し, 800名以上の児童が症状を呈し, 16名の子供にHUSの合併症を起こし2名が脳症にて死亡した. 学校給食の食材が原因と推定されたが同定はできなかった.
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