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検索結果 1,209 件

  • 介護予防事業に対してチーム担当制で活動に当たった事例報告 ―講師毎の特色ある内容を活かす方策―

    成瀬 淳, 村上 三四郎, 桜田 由紀子, 自生 福子, 森 友花, 谷地 雄太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 267-267, 2024-03-31

    <p>【目的】</p><p>近隣エリアの多施設に所属する理学療法士 (以下PT) がチームを組み,A自治体から依頼された一般介護予防事業の講師を分担して担当した。担当講師に一任するという形式で行った指導内容を取りまとめたので報告する。 </p><p>【経緯】</p><p>A自治体では,一般介護予防事業として1グループ約 …

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  • 敗血症を合併した化膿性胸鎖関節炎の1例:患者協働の重要性

    井上 三四郎, 鈴東 昌也 整形外科と災害外科 72 (3), 569-575, 2023-09-25

    <p>患者協働とは,最適な医療を享受するために,患者自らが医療に参加したり協働したりすることである.症例は58歳男性であり,糖尿病,高血圧,虚血性心疾患の既往がある.11日前から右肩の周囲に疼痛あり.複数医療機関で治療を受けた後に,縦隔炎および胸鎖関節周囲膿瘍と診断され当院救急外来へ搬送された.右前胸部に圧痛と腫脹著明であり,CTで胸鎖関節周囲と大胸筋に膿瘍あり,エコーで甲状腺周囲にも膿瘍を認め…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • フィックス・アンド・リレー

    井上 三四郎, 井村 洋, 原 俊彦, 浜崎 晶彦, 美浦 辰彦, 藤村 謙次郎, 園田 和彦, 小宮山 敬祐, 久保 祐介, 白崎 圭伍, 古谷 武大, 松本 洋太 整形外科と災害外科 72 (4), 611-618, 2023-09-25

    <p>飯塚病院式大腿骨近位部骨折術翌日転科システム(Fix and Relay以下FR)というユニークな連携を紹介したい.FRは,患者の抱える問題が「高齢者の骨折」から「骨折した高齢者」へと変換したタイミングで,主科が整形外科ら総合診療科へ,主治医が整形外科医からホスピタリストへ変換するシステムである.2022年4月から8月の間にFRを行った55例患者を対象とした.2015年に当院で手術加療を行…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 県境をまたいで転送されたGustilo ⅢB足関節開放骨折

    村岡 辰彦, 上野 宜功, 増田 圭吾, 井上 三四郎, 日吉 優, 今里 浩之, 石原 和明, 天辰 愛弓, 瀬戸山 傑 整形外科と災害外科 72 (3), 384-386, 2023-09-25

    <p>重度四肢外傷は初期治療から骨軟部再建まで一貫した治療方針で行う必要がある.しかし,本邦ではトラウマネットワークやガイドラインの整備がなされておらず,また,宮崎・鹿児島では軟部再建が行える施設が限られているため,治療に難渋することも少なくなかった.今年度のPeer review meeting以降,我々は独自にトラウマネットワークを作成した.その第1症例を報告する.症例は53歳男性.バイク自…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • <i>BRCA2</i>病的バリアントを有する男性乳癌の家系員に遺伝カウンセリングの機会がなかったため診断が遅れた男性乳癌の1例

    服部 正見, 森 瞳美, 鬼塚 哲, 畑井 三四郎, 遠藤 翔, 森松 克哉, 安井 隆晴, 山中 直樹, 黒木 英男, 佐々木 暢彦, 横畑 和紀, 亀岡 宣久, 河野 裕夫, 中房 祐司 遺伝性腫瘍 23 (1), 33-37, 2023-06-30

    <p> 症例は70才,男性.弟がStageⅣ乳癌で,PARP阻害薬のコンパニオン診断を他院で施行され,<i>BRCA2</i>の病的バリアントを認めていた.患者は弟より自身が<i>BRCA2</i>病的バリアント保持者である告知を受けたが,遠方に在住のため遺伝カウンセリングを受けていなかった.3年後,右乳輪外側縁に皮下腫瘤を触知したためかかりつけの内科クリニックを受診した.問診で家族歴を問われな…

    DOI 医中誌

  • 術後にセラミック骨頭の破損を生じたCeramic-on-Polyethylene THAの1例

    原野 理沙, 阿久根 広宣, 菊池 直士, 井上 三四郎, 増田 圭吾, 岩﨑 元気, 藤井 勇輝, 中村 良, 鶴 翔平 整形外科と災害外科 72 (1), 15-18, 2023-03-25

    <p>39歳,男性.右THAを施行した6年後,縁石を乗り越え着地した時に足が滑り右股関節に衝撃がかかった.2日後,座った際に軋むような音と右股関節痛を自覚し,翌日当科を受診した.画像所見よりセラミック骨頭の破損と診断し,再置換術を施行した.術中所見では多数のセラミック破片とメタローシスを認めた.破片の解析では,初回手術時の嵌合不良や異物嵌入を示す所見はなく,経過中に嵌合のずれが生じて破損に至った…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献11件

  • 当科で加療した神経線維腫症の2例

    井上 三四郎, 中川 亮 整形外科と災害外科 72 (1), 153-156, 2023-03-25

    <p>【はじめに】比較的稀な神経線維腫症1型(neurofibromatosis以下NF1)とNF2型(以下NF2)を報告する.【症例1】59歳男性.37年前他院でNF1と診断された.左上肢のしびれ,疼痛,脱力を主訴に当科入院,鎖骨下動脈に仮性動脈瘤あり,胸腔に液体が充満し,左肺は虚脱していた.胸腔ドレーン挿入,血管塞栓術,右腋窩動脈―左腋窩動脈バイパス術が行われた.4年後他院でフォローされてい…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • 運動器疾患との鑑別を要した神経疾患の検討:診断プロセス向上のために

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 72 (2), 242-246, 2023-03-25

    <p>【目的】運動器疾患との鑑別を要した神経疾患の特徴について検討すること【対象と方法】対象は2017年4月から2022年2月までの28例である.紹介元の診断名,神経疾患の診断名などについてカルテを用いて後ろ向きに調査した.【結果】男性20例女性8例,年齢の中央値は69歳(14-85)であった.他院もしくは院内からの紹介25例,救急車受診2例,腰椎椎間板ヘルニア術後で当科フォロー中1例ずつであっ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 当科におけるニチノールステープルの小経験

    井上 三四郎, 菊池 直士, 増田 圭吾, 岩崎 元気, 藤井 勇輝, 中村 良, 鶴 翔平, 原野 理沙, 川越 亮, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 72 (1), 139-140, 2023-03-25

    <p>当科での使用したニチノールステープル(DynaNite® ステープル,Arthrex Japan合同会社)の使用経験について報告する.対象は12例,中央値67(23~95)歳,男女は半数ずつであった.対象疾患と術式は,変形性足関節症に対する足関節固定術 4例,上腕骨遠位部骨折に対する骨接合術 3例,骨盤骨折に対する骨接合術 …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 人工膝関節全置換術におけるコンポーネントの設置位置が膝蓋大腿関節圧に与える影響

    安間 三四郎, 宇佐美 琢也, 白神 宗男, 上用 祐士, 南谷 千帆, 服部 雄介, 加藤 桜子, 近藤 凌平, 渡邊 創一朗, 永谷 祐子 日本関節病学会誌 42 (1), 22-29, 2023

    <p><b>背景</b>:人工膝関節全置換術(TKA)術後の膝前部痛は膝蓋大腿関節(PF)圧の上昇が主な原因とされているが,コンポーネントの設置位置がPF圧に及ぼす影響に関する詳細な報告はない。</p><p><b>目的</b>:TKAコンポーネントの設置位置がPF圧に与える影響を定量的に評価することである。</p><p><b>方法</b>:変形性膝関節症に対してTKAを施行した40膝(男性11膝…

    DOI 医中誌

  • 銀ゼオライトを用いたFCVSの高度化

    椎野 朱里, 豊田 英晴, 川原 康博, 石川 慶浩, 奈良林 直, 遠藤 好司, 小林 三四郎 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2023.27 (0), A114-, 2023

    <p>Various substances such as inorganic iodine, organic iodine, noble gases, and aerosols are generated when a severe accident occurs at a nuclear power plant. Radioactive noble gases are difficult …

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  • 飯塚病院式大腿骨近位部骨折手術翌日転科システムに関する整形外科医を対象としたアンケート調査

    井上 三四郎, 井村 洋, 清田 雅智, 小田 浩之, 松永 諭, 工藤 仁隆, 小杉 俊介, 鵜木 友都, 坂本 純永, 岩佐 和樹, 薄 竜太郎, 宍戸 諒平, 大西 崇平, 黒川 智美, 細川 旬 日本病院総合診療医学会雑誌 18 (6), 438-441, 2022-11-30

    【背景】当院では2020年から大腿骨近位部骨折患者は手術翌日に総合診療科へ転科している。このようなシステムは本邦では一般的ではない。 【目的】このシステムを体験した整形外科医へアンケートを行い,整形外科医の視点からその有用性を評価すること。 【対象と方法】このシステムを体験した整形外科医17人を対象とした。問1から問14は,5段階のリッカート式尺度から一つのみを選択して貰った。問15は自由…

    DOI 医中誌

  • ロボット支援下胸部食道切除術の術後短期成績の検討

    坊岡 英祐, 菊池 寛利, 羽田 綾馬, 川田 三四郎, 村上 智洋, 松本 知拓, 平松 良浩, 竹内 裕也 外科と代謝・栄養 56 (5), 196-201, 2022-10-15

    <p>目的: 開胸食道切除術および胸腔鏡下食道切除術と比較したロボット支援下食道切除術の術後短期成績について後方視的に検討した.<br>対象・方法: 2018年11月から2021年8月まで食道癌に対して胸部食道亜全摘術を施行した120例を解析対象とし, 開胸群 (29例) , 胸腔鏡下群 (48例) , ロボット支援下群 (43例) の3群に分けて比較検討した.<br>結果: …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 骨吸収抑制薬投与前の歯科受診

    井上 三四郎, 伊藤 雅樹, 松本 幸三, 林 升, 赤木 栄子, 日高 汐梨 整形外科と災害外科 71 (3), 595-598, 2022-09-25

    <p>【目的】骨吸収抑制薬(以下AR)投与前の歯科受診の現状について報告すること.【対象と方法】過去4年間に著者が入院加療に関わった脆弱性骨折や悪性腫瘍などの患者のうち,AR投与を目的として歯科受診を行った39例の現状について調査した.【結果】23例(23/39,59.0%)は抜歯適応と診断された.5例(5/39,12.8%)は入院中に抜歯を,5例(5/39,12.8%)は外来フォローし当院もし…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 踵骨に発生した類骨骨腫の1例

    増田 圭吾, 菊池 直士, 井上 三四郎, 岩崎 元気, 藤井 勇樹, 中村 良, 鶴 翔平, 原野 理沙, 阿久根 広宣, 丸塚 浩助 整形外科と災害外科 71 (4), 751-754, 2022-09-25

    <p>類骨骨腫は若年者に多く発生する有痛性の良性骨腫瘍であり,下肢長管骨に好発すると言われている.腫瘍サイズが小さいため,XPではわかりにくく,初期には関節炎様症状を呈することから,診断に時間を有することも多い.今回我々は比較的稀とされている踵骨に発生した類骨骨腫の1例を経験したので報告する.症例は37歳女性.左足部内側の痛みが持続していたが,妊娠中であったため鎮痛剤のみで経過を見られていた.症…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 心因性疾患との鑑別を要した腰椎椎間板ヘルニア:2例報告

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 71 (3), 553-557, 2022-09-25

    <p>(症例1)39歳男性.2年間下肢しびれが断続的に出現している.前医で腰椎椎間板ヘルニア(以下LDH)と診断され,手術目的で当院紹介,保存的に加療した.1年後に左下肢痛増悪し再度手術目的で紹介,全く動けない程の疼痛であり入院とした.MRIは不安が強く撮影できず.本人よりパニック発作でないかとの申告あり精神科にコンサルトした.CTMでLDHを確認したが,疼痛軽減し手術は行わなかった.12年後に…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 整形外科とアドバンス・ケア・プランニング

    井上 三四郎, 中村 良, 鶴 翔平, 横山 龍三, 原野 理沙 整形外科と災害外科 71 (4), 677-681, 2022-09-25

    <p>(背景)アドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)とは,「患者・家族・医療従事者の話し合いを通じて,患者の価値観を明らかにし,これからの治療・ケアの目標や選好を明確にするプロセス」と定義され,近年注目を浴びている.(目的)整形外科入院中に行われたACPを調査すること.(対象)2021年4月から8月の間に行われた15例の現状について調査した.(結果)年齢は72~94歳(中央値84歳),男性…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 前期高齢者の健康状態に関連する因子に関する探索的研究

    武田 彩希, 小野 好美, 東郷 三四郎, 高杉 友, 尾島 俊之 東海公衆衛生雑誌 10 (1), 160-165, 2022-07-02

    <p><b>目的</b> X市で実施されたアンケート調査データを解析し, 二次予防および三次予防事業の対象者の多いA地区の地域特性を定量的に明らかにし, 前期高齢者の主観的健康感に影響する因子を検討することを目的とした。</p><p><b>方法</b> X市の前期高齢者を対象に2021年2~3月に健康と暮らしに関するアンケート調査が行われた。この匿名データを用い, …

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  • 食道切除再建における胃管作成時の血管損傷に対するトラブルシューティング

    松本 知拓, 菊池 寛利, 羽田 綾馬, 曽根田 亘, 川田 三四郎, 村上 智洋, 坊岡 英祐, 平松 良浩, 竹内 裕也 日本腹部救急医学会雑誌 42 (3), 369-372, 2022-03-31

    <p>食道癌に対する食道切除再建術は,手術手技や周術期管理が発展してきているが,いまだに侵襲が大きく合併症の多い手術である。とくに縫合不全や再建臓器壊死は,生命の危機に至ることがある重篤な術後合併症であり,予防には再建臓器の良好な血流の確保,胃管再建においては栄養血管である右胃大網動脈の血流維持が重要である。今回,食道切除胃管再建術中に血管損傷をきたした症例に対して血流動態に基づきトラブルシュー…

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  • 急性期病院整形外科における在院死亡~58例の検討

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 71 (2), 276-280, 2022-03-25

    <p>(目的)整形外科病棟の在院死亡の特徴を調査すること.(対象)約15年間に整形外科医が主治医として死亡した患者は58例であり(転科後に死亡した症例は含まず),これは同時期の入院患者の0.45%に相当した.年齢や死因などを調査し,対照群を設定して統計学的検討を加えた.(結果)平均年齢80.1±11.8歳(36~101)であり,65歳以上の高齢者が89.7%(52/58)を占めた.男性31例女性…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献6件

  • 診断が遅延した肘頭脱臼骨折の1例:診断プロセス向上のために

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 71 (1), 19-24, 2022-03-25

    <p>【目的】当院で経験した肘頭骨折とそれに引き続き生じた脱臼の診断遅延を振り返ること.【症例】76歳,女性.統合失調症の既往あり.軽自動車運転中の自損事故,ドクターカーが出動し,救急救命科医が初療にあたった.当院搬送後に精査を受け,総合診療科へ入院した.3日目に当科コンサルト,肘頭骨折と診断した.初日のCTレポートで既に骨折は指摘されていた(この時脱臼はなし).3日目に術前作図のためレントゲン…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • 銀ゼオライトを用いたFCVSの高度化(12)

    長塩 眞輝, 奈良林 直, 川原 康博, 小林 三四郎, 石川 慶浩, 遠藤 好司 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2022.26 (0), A123-, 2022

    <p>Through the research of Filtered Containment Venting System (FCVS), air purification methods have been developed, such as technologies of scrubbing, metal fiber, silver zeolite and mobility. …

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    奈良林 直, 遠藤 好司, 吉井 友彦, 小林 三四郎, 濱田 信善, 木倉 宏成 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2022.26 (0), A112-, 2022

    <p>Based on the advanced FCVS technology, such as a gas-liquid mixing nozzle and a multi-layer metal fiber filter, and a silver zeolite filter for the purpose of removing organic iodine. we have …

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  • 妊娠中の急性虫垂炎に対する虫垂切除術

    畑井 三四郎, 上田 純二, 小島 雅之, 本山 健太郎, 永井 英司, 松尾 芳雄, 西山 憲一, 中房 祐司 日本臨床外科学会雑誌 83 (2), 268-273, 2022

    <p>妊娠中の急性虫垂炎は穿孔すると流早産や胎児死亡をきたしやすく,速やかに診断し治療を行うことが重要である.しかし,超音波検査で診断が得られない場合,CTは胎児への被曝の影響が懸念され,診断・治療方針に悩むことが少なくない.当院における妊娠中の急性虫垂炎に対する虫垂切除術11例について検討した.</p><p>超音波検査で虫垂炎と診断できたのは2例のみであった.超音波検査で診断が得られなかった9…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 関節リウマチ治療中に発症した乳腺肥大症の1例

    服部 正見, 畑井 三四郎, 山中 直樹, 加茂 健太, 下村 龍一, 亀岡 宣久 日本臨床外科学会雑誌 83 (4), 644-648, 2022

    <p>症例は50歳,女性.7カ月前から進行する両側乳房発赤・腫脹を主訴に,当院外科を紹介受診.既往歴に関節リウマチを認め,ブシラミン内服加療中であった.視触診にて,乳房全体の皮膚肥厚と発赤,圧痛を認めた.血液検査所見にて,明らかな炎症所見や腫瘍マーカーの上昇を認めず.乳腺超音波検査にて,右乳房BD領域に50mm大の低エコー域,左乳房AC領域に30mm大の低エコー域を認めた.左腋窩に境界一部不明瞭…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 銀ゼオライトを用いたFCVSの高度化

    椎野 朱里, 豊田 英晴, 川原 康博, 石川 慶浩, 奈良林 直, 小林 三四郎, 遠藤 好司 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2022.26 (0), A124-, 2022

    <p>The metal fiber filters and silver zeolite (AgX, etc.) that have a proven track record in Filtered Containment Venting System(FCVS) are nonflammable and can be used even at high temperatures. And …

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  • 整形外科医はどのような入院患者の転科を希望しているのか?

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 70 (4), 713-715, 2021-09-25

    <p>(目的)整形外科医が転科を希望する因子を同定すること.(対象と方法)2018年4月から2020年6月までに整形外科に入院した患者のうち主治医が転科を希望した患者143例を転科希望群とした.2019年4月から6月までに整形外科医に入院した患者のうち主治医が転科を希望しなかった患者245例を対照群とした.検討項目は,年齢や内科併存症等とした.両群について統計学的検討を行い,P<0.05を有意と…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 大腿骨近位部骨折患者における当科麻酔の基準としてのASA PSの一致度

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 70 (3), 464-467, 2021-09-25

    <p>【目的】大腿骨近位部患者における当科麻酔の基準としての米国麻酔科学会術前全身状態分類(ASA PS)の一致度を検討すること.【予備調査】26人の医師に対面調査したところ,84.6%(22/26)がASA PSⅡまでを当科麻酔の対象と回答した.よって,ASA PSⅡ以下を当科麻酔対象の低リスク群,ASA …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • プレートが折損し再手術を余儀なくされた鎖骨骨折の1例

    井上 隆広, 井上 三四郎, 菊池 直士, 増田 圭吾, 岩崎 元気, 田中 宏毅, 中村 良, 川本 浩大, 泊 健太, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 70 (1), 164-165, 2021-03-25

    <p>【緒言】鎖骨骨折術後経過フォロー中にVariax Clavicle Plate(Stryker社)が折損し再手術を余儀なくされた1例を経験したので報告する.【症例】症例:55歳男性,既往歴特記事項なし.ロードバイク走行中に転倒し受傷した.当科受診しX線検査で右鎖骨骨幹部骨折(Robinson分類Type2B1)を認めVariax Clavicle …

    DOI Web Site 医中誌

  • 大腿骨近位部骨折患者に対する手術同意書の検討

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 70 (1), 22-25, 2021-03-25

    <p>(目的)大腿骨近位部骨折の手術説明について調査すること.(対象)60歳以上の大腿骨近位部骨折患者109例.平均年齢83.1±7.7(63~100)歳,男性19例女性90例.大腿骨頸部骨折47例,転子部骨折(頸基部と転子部も含む)62例に対し,骨接合術63例,人工骨頭置換術45例,人工股関節全置換術1例を行った.麻酔は全例麻酔科に依頼した.以上の症例について,手術同意書の内容について調査した…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • モデル駆動開発を利用したUMLモデリング学習支援

    塚本, 涼, 酒井, 三四郎 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 763-764, 2021-03-04

    ソフトウェア開発において, UML (Unified Modeling Language) はシステムの分析, 設計の手段として用いられるようになった. しかしUML初学者にとって, 自身が作成したモデル図の正しさを検証することは難しいため, モデリング能力の習得が困難という問題がある. そこで本研究では, 学習者が自身のモデル図を改善できるようになることを目的に, モデル駆動開発 (MDD: …

    情報処理学会

  • 自動会話収集システムにおいて話者識別に用いる深層学習モデルの検討

    井腰, 三四郎, 相場, 亮 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 211-212, 2021-03-04

    近年、人間の動向に関するデータの重要性が増加している。特にICTにおいて人間の会話に注目が集まっており、会話における話し方の効果や個人の役割の分析などが行われている。しかし、会話データの収集には収録用の設備やその後のデータ整理方法など問題が存在する。その中でも話者識別は大きな課題であり、自動化によって効率化が可能である。本研究ではICT活用における会話データを効率的に収集するシステムにおける話者…

    情報処理学会

  • 少人数開発向けのドキュメントとソースコードの軽量な乖離抑制手法

    山縣, 寿樹, 酒井, 三四郎 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 263-264, 2021-03-04

    近年のソフトウェア開発では, ソフトウェア品質を保つために, ドキュメントの作成が重要視されている. しかし, 少人数のソフトウェア開発では, ビジネス要求を素早く実現するために開発スピードが強く求められており, ドキュメントとソースコードが乖離しやすく, ソフトウェア品質の低下に繋がりかねない. 本研究では, …

    情報処理学会

  • 有機薄膜の積層構造を用いたイメージセンサの近赤外感度可変技術

    町田 真一, 宍戸 三四郎, 徳原 健富, 柳田 真明, 山田 隆善, 井土 眞澄, 佐藤 嘉晃, 三宅 康夫, 中田 学, 村上 雅史, 原田 充, 井上 恭典 映像情報メディア学会技術報告 41.10 (0), 43-46, 2021

    近赤外感度を電子制御可能な可視-近赤外有機CMOSイメージセンサを開発した.可視光領域に感度をもつ有機光電変換膜と近赤外領域に感度をもつ有機光電変換膜とを抵抗比を設けて積層することで,可視光撮像と近赤外撮像をひとつのイメージセンサで実現した.有機光電変換膜に印加する電圧でイメージセンサの近赤外感度を全画素同時に制御することで,可視光撮像と近赤外線撮像をフレーム単位で切り替えられることも実証した.

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  • 卵巣境界悪性ブレンナー腫瘍の 1 例

    満下 淳地, 岡本 三四郎, 小松 京子, 古田 則行, 竹島 信宏, 杉山 裕子, 竹内 賢吾, 高澤 豊 日本臨床細胞学会雑誌 60 (4), 219-223, 2021

    <p><b>背景</b> : 卵巣ブレンナー腫瘍は, 良性, 境界悪性, 悪性が混在することが多いため, 術中迅速組織診断だけでは全体像をつかむことが難しい. 今回, 左卵巣腫瘍に対し, 術中迅速組織診断で境界悪性ブレンナー腫瘍と診断し, 捺印細胞診で悪性所見を認めなかったことで術式決定できた症例を経験したので報告する.</p><p><b>症例</b> : 患者は 51 歳, 女性である. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    石川 慶浩, 遠藤 好司, 奈良林 直, 小林 三四郎 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A121-, 2021

    <p>In the filter vent, a technology to remove various radioactive substances by combining scrubber and metal fiber is used, but there was no example in the world until the iodine filter of silver …

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    豊田 英晴, 川原 康博, 中坂 佑太, 奈良林 直, 石川 慶浩, 遠藤 好司, 小林 三四郎 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A125-, 2021

    <p>Since it is difficult to remove radioactive noble gas, the development of high performance adsorbent has been desired from the viewpoint of exposure prevention. We were able to develop a new …

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    奈良林 直, 長塩 眞輝, 川原 康博, 小林 三四郎, 石川 慶浩, 遠藤 好司 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A122-, 2021

    <p>Using the air purification technology developed in the Filtered Containment Venting System (FCVS), we have been studying the further upgrading of the air purification system in nuclear energy …

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  • 古典的ホジキンリンパ腫診断時に合併を認めた多発性骨髄腫

    安藤 匠平, 横山 和明, 内田 三四郎, 牧山 純也, 川俣 豊隆, 安井 寛, 大田 泰徳, 今井 陽一, 東條 有伸 臨床血液 62 (1), 14-19, 2021

    <p>古典的Hodgkinリンパ腫(CHL)を多発性骨髄腫(MM)治療後のsecondary primary malignancyとして生じる例があるが,未治療例に両者を同時合併することは稀である。症例は54歳女性。左頸部リンパ節腫脹を自覚し,生検で混合細胞型CHLと診断された。骨髄検査では有核細胞の10.3%が形質細胞であり,MMの合併と診断された。CHLに対してはABVD療法4コースおよびI…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 論文の引用情報を活用した研究トレンド調査

    安藤 聡子, 永禮 三四郎 情報プロフェッショナルシンポジウム予稿集 2021 (0), 43-47, 2021

    <p>調査によると、日本の約1/4の企業が最も重視する外部情報として、「学会に参加」、「外部論文情報の活用」を挙げている。また、企業活動においてもグローバルな情報収集の重要性が増してきている。分野を超えた融合研究がイノベーションの加速には必要であるといわれているが、多様化する研究を俯瞰するのに論文情報の活用は有効であるとして、論文情報を活用した研究が増えている。論文には国際特許分類に相当するよう…

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    椎野 朱里, 川原 康博, 小林 三四郎, 奈良林 直, 石川 慶浩, 遠藤 好司 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A123-, 2021

    <p>Air purification systems using Filtered Containment Venting System(FCVS) technology is expected to be used in a variety of nuclear applications. Conventional air purification systems using …

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    小林 稔季, 中坂 佑太, 石川 慶浩, 遠藤 好司, 奈良林 直, 小林 三四郎 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A124-, 2021

    <p>In nuclear power plants, measures against radioactive noble gases are required. Until now, special activated carbon that easily adsorbs noble gases has been used in some nuclear facilities. …

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    奈良林 直, 遠藤 好司, 吉井 友彦, 川原 康博, 小林 三四郎, 濱田 信善, 木倉 宏成, 廣田 幸児 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A114-, 2021

    <p>A gas-liquid mixing nozzle and a multi-layer metal fiber filter are used, and a silver zeolite filter is installed for the purpose of removing organic iodine. Based on this technology, we have …

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  • 銀ゼオライトによる放射性物質除去システムの高度化

    遠藤 好司, 石川 慶浩, 王 吉豊, 奈良林 直, Mantzaras J, Theile J, Suckow D, Lind T, 川原 康博, 小林 三四郎 動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム 2021.25 (0), A115-, 2021

    <p>For the further advancement of a filter vent, the influence of silver zeolites on the hydrogen recombining reaction has been studied. It is confirmed that the AgX is active and plays an auxiliary …

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  • O-1-05 重症心身障害児(者)に対する当院の人工呼吸器管理における新型コロナウイルス感染症対策としての取り組み

    西村 友香子, 本郷 倫章, 寺倉 智子, 玉村 宣尚, 木藤 嘉彦, 村松 三四郎 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 226-226, 2021

    はじめに 国立病院機構では基本要件7項目のガイドラインを示し、長期療養患者が使用する人工呼吸器の標準化を推進している。当院でも、人工呼吸器を装着している重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))に対しては、このガイドラインを基準に選定している。これらの機器は、感染症対策も可能である急性期施設で使用されている高性能な人工呼吸器ではない。そこで、現在の人工呼吸器管理で使用中の呼吸回路における新型コロ…

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  • 遺伝性乳癌卵巣癌に対するリスク低減卵管卵巣摘出術で経験したオカルト癌

    野村 秀高, 吉田 玲子, 喜多 瑞穂, 芦原 有美, 髙津 美月, 竹内 抄與子, 田中 佑治, 尾身 牧子, 根津 幸穂, 栗田 智子, 青木 洋一, 温泉川 真由, 谷川 輝美, 的田 眞紀, 岡本 三四郎, 尾松 公平, 金尾 祐之, 高澤 豊, 中島 健, 竹島 信宏 遺伝性腫瘍 20 (3), 136-141, 2020-12-30

    <p>遺伝性乳癌卵巣癌(hereditary breast and ovarian cancer : HBOC)は,癌の易罹患性症候群である.HBOC関連卵巣癌に関して,最も確実に予後を改善する方法としてリスク低減卵管卵巣摘出術(risk reducing salpingooophorectomy : RRSO)が推奨されている.NCCNガイドラインVersion …

    DOI 医中誌

  • 経鼻・経食道的ドレナージが有効であった食道肺瘻を呈した進行食道癌の1例

    曽根田 亘, 菊池 寛利, 川田 三四郎, 廣津 周, 松本 知拓, 平松 良浩, 神谷 欣志, 竹内 裕也 日本気管食道科学会会報 71 (6), 421-425, 2020-12-10

    <p>進行食道癌による食道肺瘻は,肺膿瘍形成や呼吸状態の悪化をもたらし,姑息的治療が行われることが多い予後不良な病態である。われわれは,食道肺瘻を合併した胸部食道癌の症例を経験したので報告する。症例は胸部食道癌の治療前に食道肺瘻による肺膿瘍と診断された。抗菌薬投与に加え,経鼻胃管を経瘻孔的に膿瘍内に留置し,膿瘍腔の縮小と炎症反応の改善を得た後に,化学療法および化学放射線療法を施行した。治療後も腫…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 県立宮崎病院整形外科入院患者における転科の現状

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 69 (4), 849-853, 2020-09-25

    <p>(目的)転科に関する理想と現実を調査すること.(対象と方法)対象は2019年4月から6月に整形外科医が主治医となり入院した269人.各患者について,その整形外科医主治医に対し,入院期間中に他科へ転科して欲しかったか否かを対面調査で尋ねた.強く転科を希望した症例を赤群,可能ならば転科を希望した症例を黄色群,特に転科を希望しなかった症例を青群に各々振り分けた.次に実際の転科と整形外科の希望との…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件

  • 整形外科領域におけるCTガイド下穿刺

    井上 三四郎, 小玉 隆男, 山口 健一郎, 村中 貴浩, 川崎 裕平, 福里 幸子 整形外科と災害外科 69 (4), 858-860, 2020-09-25

    <p>(目的)当院における整形外科疾患のCTガイド下穿刺(以下本法)を調査すること.(対象と方法)2018年4月から2019年6月までの15か月間に,整形外科疾患で本法を行った症例を対象とした.症例数や適応疾患などを調査した.(結果)19例が該当した.本法は全例放射線科医により局所麻酔下に施行された.穿刺目的は3つに分類され,①骨軟部腫瘍(疑い例含む)に対する組織診断10例,②腸腰筋膿瘍に対する…

    DOI Web Site 医中誌

  • ローラー損傷に合併した上肢コンパートメント症候群の3例

    井上 隆広, 井上 三四郎, 菊池 直士, 増田 圭吾, 岩崎 元気, 田中 宏毅, 中村 良, 川本 浩大, 泊 健太, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 69 (3), 522-524, 2020-09-25

    <p>【目的】コンパートメント症候群は典型的な症状・徴候が早期に出現せず,診断・治療に躊躇することがある.ローラー損傷に合併した上肢コンパートメント症候群の3例を経験したので報告する.【症例】症例1.41歳女性.職場でローラーに巻き込まれ受傷.骨傷・血管障害なし.手指運動感覚障害・他動伸展時痛なく,橈骨動脈触知良好で経過観察した.受傷翌日水泡形成を認め,内圧測定で上昇あり.減張切開施行した.症例…

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  • 小児上腕骨顆上骨折の患児に対して,どのような画像診断が使用されているのか

    井上 三四郎, 井上 隆広, 菊池 直士, 増田 圭吾, 岩崎 元気, 田中 宏毅, 中村 良, 川本 浩大, 泊 健太, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 69 (3), 711-713, 2020-09-25

    <p>【要旨】(目的)小児上腕骨顆上骨折において,当院で使用された画像診断を調査すること.(対象と方法)当院で過去約14年間に手術加療を行った64例.各種画像診断の施行率を調査した.さらに,前期30例と後期34例に分けて,統計学的検討をおこなった.Fisher直接計算法で両側検定を行い,p<0.05を有意とした.(結果)単純X線写真とX線透視法は全例(100%),CTは19例(29.6%)超音波…

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  • 全身性毛細血管漏出症候群による急性多発コンパートメント症候群を認めた1例

    田中 宏毅, 井上 三四郎, 有田 卓史, 古川 寛, 大角 崇史, 内田 泰輔, 岩崎 元気, 菊池 直士, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 69 (4), 861-863, 2020-09-25

    <p>51歳女性.左腰痛,両下腿痛,血尿のため体動困難となり,救急搬送された.両下腿と腰部に高度な浮腫と腫脹,激しい疼痛,水泡形成,著明な筋逸脱酵素の上昇,高カリウム血症を認め,左腰部,両下腿の急性コンパートメント症候群と診断した.緊急で腰部と両下腿に減張切開術を施行し,ICUで全身管理を行った.全身状態安定とともに四肢の浮腫は改善した.初診時に血圧低下,血液濃縮,低タンパク血症,心拍出量低下を…

    DOI Web Site 医中誌

  • PVストリングI-V特性の形状変化検出法に関する研究

    山田 智徳, 山中 三四郎, 青山 泰宏, 西戸 雄輝, 小林 浩 太陽エネルギー 46 (4), 64-70, 2020-07-31

    <p>One method for the maintenance and inspection of photovoltaic power generation systems is to confirm the shape change of their I-V characteristics. In this study, we propose a method to represent …

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  • 食道癌術後SSI対策における周術期管理チームの役割

    川田 三四郎, 平松 良浩, 羽田 綾馬, 曽根田 亘, 片橋 一人, 武田 真, 原田 岳, 川端 俊貴, 菊池 寛利, 竹内 裕也 日本外科感染症学会雑誌 17 (2), 61-66, 2020-04-30

    <p>【目的】当施設では感染対策の改良,栄養療法,リハビリテーションの積極的な介入などを目的とした周術期管理チーム(hamamatsu perioperative care team:以下,HOPE)を2017年4月に発足させた。外科医師,看護師,薬剤師,infection control doctor,リハビリテーション医師,理学療法士,言語聴覚療法士,管理栄養士などが連携し活動している。食道…

    DOI 医中誌

  • LCP SA-Clavicle Plateを使用した鎖骨近位端骨折の1例

    井上 隆広, 井上 三四郎, 有田 卓史, 古川 寛, 大角 崇史, 内田 泰輔, 田中 宏毅, 岩崎 元気, 菊池 直士, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 69 (1), 56-58, 2020-03-25

    <p>【背景】鎖骨近位端骨折は比較的稀な骨折であり,時に骨接合術が選択される.今回,LCP SA-Clavicle Plate(以下本プレート,Synthese社)を使用し内固定を行い,良好な結果を得た1例を経験したので報告する.【症例】症例:31歳男性,既往歴特記事項なし.職業は林業.作業中,材木が落下し左肩を受傷.近医X線検査で鎖骨近位骨端骨折(Robinson分類Type2B)と診断され当…

    DOI Web Site 医中誌

  • 前脛骨筋腱露出創後の肥厚性瘢痕に対し瘢痕切除およびZ形成術を行った1例

    井上 三四郎, 松原 弘和, 岡本 重敏, 中家 一寿, 芳田 辰也 整形外科と災害外科 69 (2), 271-273, 2020-03-25

    <p>5歳の男児の外傷性前脛骨筋腱露出創に対し,人工真皮と陰圧閉鎖療法と湿潤療法を組み合わせて治療した.創閉鎖は得らえたものの,肥厚性瘢痕が生じたため,1年9カ月後に瘢痕切除およびZ形成術を行った.受傷後2年半で,日本足の外科学会 足部・足関節治療成績判定基準(足関節・後足部判定基準)100/100点であった.</p>

    DOI Web Site 医中誌

  • アトピー性皮膚炎に合併した化膿性関節炎・脊椎炎の6例

    古川 寛, 井上 三四郎, 菊池 直士, 岩崎 元気, 田中 宏毅, 内田 泰輔, 大角 崇史, 有田 卓史, 井上 隆広, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 69 (2), 281-283, 2020-03-25

    <p>【緒言】アトピー性皮膚炎に合併した化膿性関節炎・脊椎炎の6例を報告する.【対象と方法】症例は6例(男6例),年齢は小児2,10,12,18歳,成人48,53歳であった.1例は多発感染であった.感染部位は頚椎2,腰椎1,肩関節1,股関節1,膝関節2,足関節1,母趾MP関節1であった(重複あり).アトピー性皮膚炎に対して4例は皮膚科に相談し,抗ヒスタミン薬の内服や保湿剤と抗炎症剤の投与が行われ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献3件

  • 手指末節骨内に発生した類表皮嚢腫の1例

    井上 隆広, 井上 三四郎, 松延 知哉, 岩崎 元気, 菊池 直士, 阿久根 広宣, 丸塚 浩助 整形外科と災害外科 69 (1), 154-156, 2020-03-25

    <p>【症例】類表皮嚢腫は手指軟部組織に発生することは多いが,まれに骨内に発生する.末節骨内に発生した1例を経験したので報告する.【症例】41歳男性.12歳時に左示指を受傷し,縫合処置を受けた既往がある.1.5年前に近医で偶然示指末節骨透亮像を指摘された.半年前より特に誘因なく左示指疼痛が出現し,骨透亮像の増大を指摘され当科紹介となった.MRI検査で骨透亮部はT1強調画像で低信号,T2強調画像で…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 深層学習を用いた自動会話収集および自動ラベリングシステムについて

    井腰, 三四郎 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 317-318, 2020-02-20

    現代社会において人間の動向に関するデータの重要性が増加している。近年ICTにおいて人間の会話に注目が集まっており、会話における話し方の効果や個人の役割の分析などが行われている。しかし、会話データの収集には収録用の設備やその後のデータ整理方法など問題が存在する。本研究ではそのような問題を解決し、ICT活用における会話データを効率的に収集するため、深層学習モデルを用いた自動会話収集及び自動ラベリング…

    情報処理学会

  • 仕様をもとに入力と期待される出力を整理する機能をもった初学者向けプログラミング学習支援

    片桐, 健伍, 酒井, 三四郎 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 769-770, 2020-02-20

    初学者がJava言語を学習するにあたって,期待される出力の内容やエラー処理を考慮せずコーディングを行い予期せぬ結果を出力するコードを実装してしまうことが問題として考えられる.これに対処する方法として,仕様から整理された入力値と期待される結果を学習者が容易に整理することができ,コードと一致しているかを確認できる初学者向けコーディング支援ツール「neko」の開発を行った.今回,初学者が設定した入力値…

    情報処理学会

  • コンパイルエラー学習教材とソースコード編集過程を振り返ることによる修正支援

    金澤, 勇輝, 酒井, 三四郎 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 765-766, 2020-02-20

    コンパイルエラーが発生した際、エラーの原因がわかりにくいことが多い。その際、プログラミング学習者はどのように修正したらよいかわからず修正が困難となってしまう場合がある。これは過去のコンパイルエラーの修正履歴を学習者が確認し辛いことによる理解の定着の遅れと、どのような時にコンパイルエラーが発生するのか学ぶ機会が少ないことの2つが原因であると考えた。本研究ではこの2つの問題を解決するために学習者が自…

    情報処理学会

  • 長期的な肺炎予防・体重維持を目指した食道癌周術期の栄養療法

    川田 三四郎, 平松 良浩, 白井 祐佳, 位田 文香, 本家 淳子, 渡邉 浩司, 松本 知拓, 菊池 寛利, 神谷 欣志, 竹内 裕也 外科と代謝・栄養 54 (3), 125-129, 2020

     当院では外科, リハビリテーション科, 栄養部などが連携した多職種周術期管理チームHamamatsu perioperative care team (以下HOPE) を2017年4月に発足させた. 嚥下評価を標準化し誤嚥を防ぐ食事形態や摂取法を提供している. 早期に空腸瘻からの経腸栄養を開始し必要に応じ退院後も継続している. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 多発リンパ節転移を認めた著明な扁平上皮分化を伴う子宮体部類内膜癌の 1 例

    谷川 輝美, 的田 眞紀, 野村 秀高, 岡本 三四郎, 金尾 祐之, 杉山 裕子, 高澤 豊, 竹島 信宏 日本臨床細胞学会雑誌 59 (6), 269-272, 2020

    <p><b>背景</b> : 扁平上皮分化を伴う類内膜癌では, 悪性の扁平上皮分化を伴うこともある. 今回, 子宮体部の扁平上皮癌が疑われたが, 術前の内膜細胞診で著明な扁平上皮分化を伴った子宮体部類内膜癌と診断しえた症例の細胞像・病理像および臨床像を検討した.</p><p><b>症例</b> : 52 歳, 未経産. 前医での子宮内膜細胞診は陽性, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 人工股関節全置換術々後の後方脱臼に対する徒手整復

    古川 寛, 菊池 直士, 井上 三四郎, 岩崎 元気, 田中 宏毅, 内田 泰輔, 大角 崇史, 有田 卓史, 井上 隆広, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 68 (4), 618-619, 2019-09-25

    <p>(はじめに)East Baltimore Lift(EBL)は外傷性股関節後方脱臼に対する徒手整復法として報告された手技である.一方,人工股関節全置換術(THA)術後の後方脱臼に対する具体的な成績を示した文献はない.(対象と方法)2012年4月から2018年7月までに当院でEBLにより治療したTHA術後の後方脱臼はのべ16例であった.年齢は平均82.8(71~90)歳,男性5人,女性3人で…

    DOI Web Site 医中誌

  • 鎖骨骨幹部骨折に対してプレート固定術を行う際の新しい単純X線撮影法

    井上 三四郎, 村岡 辰彦, 児玉 博和, 竹本 翠 整形外科と災害外科 68 (1), 53-55, 2019-03-25

    <p>鎖骨骨幹部骨折に対しプレート固定とりわけ上方設置法は,標準術式として確立されている.その術前作図には,単純X線像とメーカーが提供するテンプレートが使用される.当院のルーチン鎖骨2方向は,鎖骨正面像と20度尾頭撮影である.テンプレートにはプレートを正面と真上から見た2方向が印刷されている.このうちプレートを真横から見た像は従来法でテンプレーティング可能であるが,プレートを真横から見た像は不可…

    DOI Web Site 医中誌

  • 急性期病院整形外科における在院死亡に影響を与える因子の検討

    井上 三四郎 整形外科と災害外科 68 (2), 310-313, 2019-03-25

    <p>(目的)急性期病院整形外科における在院死亡に影響を与える因子を検討すること.(対象と方法)在院死亡群を過去4年間に当科入院後に在院死亡した患者22例,対照群を2016年4月1日に整形外科病棟に入院していた48例として,年齢・性別・低エネルギー外傷による骨折・循環器疾患・脳血管系障害・呼吸器疾患・糖尿病・血液疾患・透析・膠原病・肝硬変・治療中の固形癌・複数併存症合併について,統計学的に比較検…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献1件

  • 仕様をもとに入力と期待される結果を整理する機能をもった初学者向けプログラミング学習支援

    片桐, 健伍, 酒井, 三四郎 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 549-550, 2019-02-28

    初学者がJava言語を学習するにあたって,期待される出力の内容やエラー処理を考慮せずにいきなりコーディングを行い予期せぬ結果を出力するコードを実装してしまうことが問題として考えられる.これに対処する方法として,提示されている仕様をもとに入力値に対する結果を整理し,その結果を確認しながら開発を行うことでより正確なコーディングができるのではないかと考えた.これを確認するために,仕様から整理された入力…

    情報処理学会

  • 静的解析結果と実行履歴を組み合わせたメソッド呼び出し可視化によるコードリーディング支援

    鈴木, 英梨花, 酒井, 三四郎 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 539-540, 2019-02-28

    プログラム開発では既存プログラムに手を加える方法をとることが多く、プログラミング教育時も同様の方法を用いることがある。しかし既存プログラムを読み、理解する作業に時間がかかると本来の目的である改変作業が進まないという問題がある。また、オブジェクト指向言語で書かれたプログラムは実行時に実行経路が決まることもあり、挙動の理解が難しい。そこで本研究ではコードリーディング支援を目的とした、静的解析結果と実…

    情報処理学会

  • プログラミング編集過程を学習者が整理することによるコンパイルエラー修正支援

    金澤, 勇輝, 酒井, 三四郎 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 547-548, 2019-02-28

    プログラミング学習者がコンパイルエラーに直面した際にエラー文と実際の原因が異なる場合が多く理解しにくいことが多い。過去の解決履歴が保存されていないこと、履歴があったとしても教師向けのため学習者にとってはわかりにくいことから同じエラーにも関わらず修正が困難となることがある。これを解決するために本システムでは講義で使われているエディタ内に保存されている編集過程を学習者にとって見やすい形で提供する。ま…

    情報処理学会

  • 胆管癌子宮転移の 1 例

    西村 宙起, 宇津木 久仁子, 杉原 武, 久 毅, 岡本 三四郎, 杉山 裕子, 高澤 豊, 竹島 信宏 日本臨床細胞学会雑誌 58 (4), 167-171, 2019

    <p><b>背景</b> : 他臓器癌の女性内性器への転移は大部分が卵巣転移であり, 子宮転移はまれである. 今回, 胆管癌既往のある患者における転移性子宮体癌を経験した. </p><p><b>症例</b> : 77 歳, 女性. 3 妊 3 産. 75 歳時に肝門部胆管癌 stage ⅣA の既往がある. CT で子宮内膜肥厚を指摘され当科紹介となった. 子宮内膜細胞診陽性, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 炎上現象の時系列解析における精度向上を目的とした人間の印象評価に基づく極性辞書の提案

    加藤 三四郎, 小山 恵美, 川北 眞史 時間学研究 10 (0), 19-37, 2019

    自己発信可能なメディアの普及に伴い、炎上現象も増加している。前報では、インターネット掲示板(以下、掲示板)における炎上現象の時系列定量評価手法を提案し、投稿数の時系列変動を評価する単位として、物理的時間よりもスレッドを用いる方が効果的であることも明らかにした。ただ、この手法だけでは、投稿数の急増が、炎上であるか、議論の活発化であるか判別できないなどの課題が残った。この課題を解決するには、投稿内容…

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  • デッキ進展き裂を有する鋼床版に対するSFRC舗装のき裂進展抑制効果

    村越 潤, 森 猛, 幅 三四郎, 小野 秀一, 佐藤 歩, 高橋 実 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (2), 194-205, 2019

    <p> 既設鋼床版のデッキプレートとUリブとの溶接ルート部から,デッキプレート内に進展するき裂(デッキ進展き裂)の主たる原因は,比較的薄いデッキプレートの輪荷重載荷時の面外曲げであるとされており,疲労耐久性向上策として鋼繊維補強コンクリート(SFRC)舗装による補強工法が既に多くの既設鋼床版橋に適用されている.一方,き裂が内在する場合のSFRC舗装の効果については実験例が少なく,き裂の進展抑制効…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 岩石化学組成の統計的取り扱いと日本列島地殻化学組成モデルの構築

    上木 賢太, 竹内 希, 飯塚 毅, 榎本 三四郎 日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 202-, 2019

    <p>本研究では、日本列島地殻の三次元化学組成モデルを構築する目的で、多数の地球化学データを統合する数理モデル構築を行った。本研究では、コンパイル及び新規分析に基づく地球化学データをもとに、ガンマ分布と呼ばれる確率密度関数を用いることで岩石種ごとの化学組成をモデル化した。この手法によって、数理的に厳密かつ再現性がある方法で多量の地球化学データを統合することができた。構築された岩種毎の化学組成モデ…

    DOI

  • 側胸部痛を主訴とした胸椎病変の3例:肋骨2方向では診断が難しい

    井上 三四郎, 吉田 裕俊, 幸 博和 整形外科と災害外科 67 (3), 433-436, 2018-09-25

    <p>抄録【症例】(症例1)87歳女性.大根を干した後から左側胸部痛と背部痛が出現した.近医で肋骨骨折や機能性ディスペプシアと診断された.疼痛継続し当院紹介となった.主訴は左側胸部痛であり,背部痛は殆ど訴えなかった.第9胸椎椎体骨折と診断した.(症例2)10歳男児.1ヵ月前より特に誘因なく右側胸部痛が出現,内科疾患も疑われ当院紹介となった.骨腫瘍による病的骨折と診断した.(症例3)51歳男性.1…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 非観血的整復および経皮的固定を行ったTriplane骨折の5例

    中川 航, 村岡 辰彦, 井上 三四郎, 大崎 佑一郎, 高橋 宗志, 内田 泰輔, 原田 知, 小田 竜, 岩崎 元気, 菊池 直士, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 67 (4), 765-766, 2018-09-25

    <p>【はじめに】triplane骨折は骨端線閉鎖時期におこる稀な骨折であり,骨膜嵌入により非観血的整復は困難になり得るという報告がある<sup>6)</sup>.一方成書には徒手整復で2 mm未満の転位まで整復できれば観血的整復を行わないとの記載があり<sup>2)</sup>,我々もこれに従っている.当院での治療法と成績について報告する.【対象と方法】当院で手術を施行し,6ヶ月以上観察可能で…

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  • 骨折を契機に偶然発見されたがん(偶発がん)

    井上 三四郎, 菊池 直士, 阿久根 広宣, 中家 一寿 整形外科と災害外科 67 (4), 661-662, 2018-09-25

    <p>(背景)骨折治療時の偶発がんに関する報告はない.(対象と方法)2012年から2016年の間に骨折治療時に偶発がんが発見された5例.平均年齢75.2(65~87)歳,男性2人女性3人,多発骨傷2例大腿骨近位部骨折2例大腿骨遠位部骨折1例であった.診断名,診断契機,骨折治療,転帰について調査した.(結果)肺癌2例,肝細胞癌・子宮頸癌・乳癌が1例ずつであった.診断契機は全例CTであった.全例骨折…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 脊髄硬膜外血腫12例の検討

    内田 泰輔, 井上 三四郎, 大崎 佑一郎, 中川 航, 髙橋 宗志, 原田 知, 村岡 辰彦, 岩崎 元気, 小田 竜, 菊池 直士, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 67 (3), 505-508, 2018-09-25

    <p>脊髄硬膜外血腫は片麻痺や対麻痺等多彩な神経症状を呈し,しばしば診断に苦慮する.2014年4月から2017年4月までに当院を受診した12例(男性4例,女性8例,平均年齢64.2歳)を対象とし,既往歴,抗凝固薬内服の有無,疼痛の有無,来院時血圧,血腫の高位,手術の有無,発症時と治療後の麻痺を検討した.高血圧の既往は7例,抗凝固薬内服は3例であった.来院時全例に後頚部から背部痛を認めた.来院時血…

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  • 大腿骨非定型骨折保存加療後の再骨折

    内田 泰輔, 井上 三四郎, 村岡 辰彦, 大崎 佑一郎, 中川 航, 高橋 宗志, 原田 知, 岩崎 元気, 小田 竜, 菊池 直士, 阿久根 広宣 整形外科と災害外科 67 (4), 793-795, 2018-09-25

    <p>【はじめに】今回我々は,大腿骨非定型骨折保存加療後の再骨折で髄腔閉鎖があり,髄内釘挿入に難渋した1例を経験したため報告する.【症例】78歳女性.3年前に左大腿骨骨幹部非定型骨折を起こし,近医で保存加療をされた.今回転倒し,同部位の骨折を認め,髄内釘による骨接合を行った.術中骨折部の髄腔閉鎖を認め,閉鎖的には髄内釘挿入は困難であった.骨折部を展開し,髄腔の開窓を要した.【考察】大腿骨非定型骨…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 画像所見以外で脊椎カリエスと化膿性脊椎炎とを鑑別する際に有用な因子は何か

    井上 三四郎, 吉田 裕俊, 幸 博和 整形外科と災害外科 67 (4), 709-712, 2018-09-25

    <p>【目的】画像所見以外での脊椎カリエスと化膿性脊椎炎とを鑑別する因子を同定すること.【対象と方法】脊椎カリエス25例と化膿性脊椎炎35例を対象とした.検討項目は,年齢・性別・糖尿病,治療中の悪性腫瘍,透析など易感染性を示唆する既往歴(以下既往歴)・脊椎以外の他臓器における活動性結核の合併(以下他臓器結核)・病変部位・入院時白血球数・入院時CRPの7項目である.統計ソフトはStatcel …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 骨折術中整復保持器としてのモジュラー型創外固定器の有用性:5例報告

    原田 知, 井上 三四郎, 中川 航, 大崎 佑一郎, 高橋 宗志, 内田 泰輔, 村岡 辰彦, 岩崎 元気, 小田 竜, 菊池 直士, 阿久根 広宣, 松原 弘和, 岡本 重敏, 中家 一寿 整形外科と災害外科 67 (4), 804-807, 2018-09-25

    <p>(背景)プレート固定を行う際に,術中整復保持は重要である.通常はKワイヤーや骨把持器が汎用されているが,固定力が弱くプレート固定の際に干渉し邪魔になることもある.(症例)症例1:45歳女性,GustiloⅡ左脛腓骨骨幹部骨折に対し初回手術として洗浄縫合および創外固定を施行した.症例2:64歳男性,GustiloⅡ左大腿骨遠位部骨折に対し,前医で洗浄縫合および鋼線牽引が施行された.症例3:6…

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  • 【ミニレビュー:―第6回応用糖質フレッシュシンポジウム―】 エクストルーダーを使用した澱粉製品の開発

    窪田 淳平, 齋藤 三四郎 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 8 (3), 229-231, 2018-08-20

    <p>主にシリアルやスナック等の膨化食品の製造・加工に利用されているエクストルーダーについて,当社の澱粉加工における利用例を紹介する.利用例の1つ目として,澱粉の「比重コントロール」を挙げる.食品加工において澱粉を液体へ懸濁して使う場合,澱粉が沈澱して分散せず,保水効果や食感改質効果が満足に発揮されない場合がある.エクストルーダーを用いれば,澱粉を造粒して比重を制御することが可能であるため,液体…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • エクストルーダーを使用した澱粉製品の開発

    窪田, 淳平, 齋藤, 三四郎 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 8 (3), 229-231, 2018-08

    主にシリアルやスナック等の膨化食品の製造・加工に利用されているエクストルーダーについて,当社の澱粉加工における利用例を紹介する。利用例の1つ目として,澱粉の「比重コントロール」を挙げる。食品加工において澱粉を液体へ懸濁して使う場合,澱粉が沈澱して分散せず,保水効果や食感改質効果が満足に発揮されない場合がある。エクストルーダーを用いれば,澱粉を造粒して比重を制御することが可能であるため,液体中での…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 結核病棟を有する結核指定医療機関における化膿性脊椎炎

    井上 三四郎, 吉田 裕俊, 幸 博和 整形外科と災害外科 67 (2), 279-282, 2018-03-25

    <p>(目的)結核病棟を有する当院における化膿性脊椎炎の患者背景や治療成績を調査すること.(対象)2013年4月から2016年10月までの間に当院で入院加療を行った化膿性脊椎炎35例.患者背景と治療成績を調査し,さらに脊椎カリエスが鑑別に挙げられ紹介された患者の特徴を調査した.(結果)平均年齢は70.5歳であり,免疫不全患者が22例を占めた.症状出現から平均6.4週で当院初診し,当院受診前に医療…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 壊死性軟部組織感染症の小経験

    井上 三四郎, 岡本 重敏, 松原 弘和, 福島 庸介, 中家 一寿 整形外科と災害外科 67 (1), 165-167, 2018-03-25

    <p>目的:当科での壊死性軟部組織感染症の治療経験を検討すること.対象:過去4年間に当科で経験した壊死性軟部組織感染症6例.年齢・性別・既往歴・部位・LRINEC score・起炎菌・転帰を調査した.結果:平均73(66~89)歳であり,男性4人女性2人だった.5名が糖尿病であり,2名が癌治療中であった.部位は,下腿・足2例,大腿,大腿・膝,足,前腕・肘が各々1例であった.LRINEC …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献6件

  • ソフトウェアメトリクスに基づくリファクタリング学習の支援

    橋本, 裕介, 酒井, 三四郎 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 821-822, 2018-03-13

    プログラムの保守性に悪影響を与えかねない質の低いコードは「不吉な臭い」と呼ばれ、経験を積んだプログラマはその傾向を見つけてリファクタリングすることができる。しかし、経験の浅い人がそれを見つけることは難しく、無秩序なコードができやすい。ある程度規模の大きいプログラムを作るようになると保守性を考慮する必要が生じるが、それまでとりあえず動けばいいプログラムを作ってきた人には難しい。本研究では、メトリク…

    情報処理学会

  • 茨城県稲田花崗岩体での高密度サンプリングによる化学組成変化の評価

    南 一輝, 上木 賢太, 飯塚 毅, 榎本 三四郎, 田中 宏幸 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 7-, 2018

    近年地球ニュートリノを用いて核・マントル中のウラン・トリウム(U-Th)量を推定する研究が急速に進展している (The KamLAND Collaboration, 2011) 。ただし、現在推定されるU-Th量は大幅な不定性を持つ状況であり(Takeuchi et al., in preparation)、原因のひとつとして、単一の岩体内での化学組成のばらつき度合いが定量的には理解されていない…

    DOI

  • CheCoPro:協調的知識創造を指向した初学者の協調プログラミング支援システム

    加藤, 優哉, 松澤, 芳昭, 酒井, 三四郎 情報処理学会論文誌教育とコンピュータ(TCE) 3 (2), 28-40, 2017-06-14

    本研究では,初学者の協調プログラミングを支援するシステム「CheCoPro」の提案と評価を行った.協調的知識創造の理論と教育実践の問題点の整理を通して,「協調プログラミング」を,(1)collective contribution:能力が一律ではないグループのメンバ個々人が能力に見合った貢献ができていること,(2)productive …

    情報処理学会

  • ナビゲーションによるデバッグプロセス体験学習システム

    浅井, 俊伍, 酒井, 三四郎 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 709-710, 2017-03-16

    一般的にプログラムのデバッグは,自身の過去の経験に基づいてバグの潜む箇所を予測したり,デバッグプロセスに従ってバグの潜む箇所を探したりして行われる.しかし,プログラミング初学者は経験が乏しく,デバッグプロセスも知らないため,デバッグに行き詰り,プログラミングに苦手意識を持ってしまう初学者もいる.本研究では,ナビゲーションに従って実際にデバッグを体験し,どのような考え方や方法でデバッグが行われてい…

    情報処理学会

  • 置き換えモデルによるScalaの実行過程の可視化

    竹内, 俊貴, 酒井, 三四郎 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 687-688, 2017-03-16

    Scalaのような関数型プログラミング言語は高度に抽象化された式が多く、プログラムの理解が難しいという問題がある。しかし、関数型プログラミング言語のプログラムの動作を可視化するツールはまだない。そこで、プログラムの理解を支援するために、Scalaで記述されたプログラムの実行過程を可視化するソフトウェアを作成した。本ソフトウェアの特徴は置き換えモデルを用いて可視化することである。評価実験では、Sc…

    情報処理学会

  • 検閲を掻い潜る漱石 :「それから」「門」を中心に

    山下 瑞葵 富大比較文学 9 101-120, 2017-03-10

    ...姦通へのベクトルが書かれた漱石作品の中でも、先行研究で姦通罪改悪との関わりが示唆されている「三四郎」、「それから」、「門」の三部作に注目する。「三四郎」から「それから」の間には検閲の厳格化があったことから、本稿では「それから」「門」を中心に論じる。そのため、まずは一九〇九年当時の検閲の状況、実際に発売頒布禁止処分とされた作品について確認する。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 病棟・診療科単位のNST活動とその効果について

    中村, 恭葉, 多月, 絵美子, 高山, 舞奈, 番匠, 志帆, 鎌田, 好巳, 志水, 晃介, 岡崎, 彰人, 幸村, 瑤子, 冨田, 健夫, 辰巳, 真穂, 窪田, 容子, 八木, 清実, 菊谷, 有香, 岡本, 真依, 寺尾, 侑也, 白木, 里織, 西馬, 照明, 山城, 研三, 上野, 公彦, 岡村, 篤夫, 楯谷, 三四郎 加古川市民病院機構学術誌 06 39-41, 2017-03

    type:Article

    機関リポジトリ 医中誌

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