書誌学のすすめ : 中国の愛書文化に学ぶ

書誌事項

書誌学のすすめ : 中国の愛書文化に学ぶ

高橋智著

(東方選書, 40)

東方書店, 2010.9

タイトル読み

ショシガク ノ ススメ : チュウゴク ノ アイショ ブンカ ニ マナブ

大学図書館所蔵 件 / 201

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注記

関係年表: p248-254

参考図書: p258-259

内容説明・目次

内容説明

宋版に代表される中国の貴重書「善本」とは?第1部「書誌学のすすめ」では、その価値観と見方を懇切に講義。第2部「書物の生涯」では、台北・故宮博物院につたわる善本の旅に思いを馳せ、書物の誕生から終焉、再生と流転までのドラマをたどる。第3部「書誌学の未来」では、古来、隆盛と破壊を繰り返してきた中国の書物文化史を概観。清末の学者・楊守敬が日本で蒐集した典籍のその後を追跡しながら、現代の書誌学による調査の実例を紹介する。さらに中国で進行中の国家プロジェクト「中華再造善本」「古籍普査」など最新の動向にも触れる。今に受け継がれる愛書の志とともに、中国と日本を結ぶ書物文化の水脈に迫る。

目次

  • 第1部 書誌学のすすめ(「書誌学」とは何か;中国「文献学」の現況;「善本」の意味するところ ほか)
  • 第2部 書物の生涯(書物と旅;書物の誕生;書物の終焉と再生 ほか)
  • 第3部 書誌学の未来(楊守敬の購書;典籍の聚散—焚書から『四庫全書』の受難まで;日本に渡った典籍の帰郷;古籍の流通史研究と古籍普査 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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