書誌事項
- タイトル別名
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- Study of 165 clinical cases of chemical peels for acne performed in our facility
- トウ イン デ イッタ ザソウ ニ タイスル ケミカルピーリング ノ リンショウ ケイケン 165レイ ノ ケントウ
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抄録
当院では2000年より一般的な治療に反応しない痤瘡に対しケミカルピーリングを積極的に行ってきた.ケミカルピーリングを施行した231例のうち痤瘡患者は184例で,グリコール酸,サリチル酸によるケミカルピーリングを施行した.そのうち継続施術した165例中57例が著効,81例が有効と判定し,合わせて約84%に効果が認められた.18例に紅斑,乾燥などの副作用が認められたが,その中の半数以上は継続できた.疾患の改善だけでなく,質感の改善などの付加価値もあり,患者の満足度も高く,治療を継続することを希望される患者が多かった.その中でも印象に残る著効例を提示し,長期間の臨床経験から得たケミカルピーリングの有用性,安全性について強調したい.
収録刊行物
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- 日本臨床皮膚科医会雑誌
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日本臨床皮膚科医会雑誌 34 (3), 355-360, 2017
日本臨床皮膚科医会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288038204928
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- NII論文ID
- 130007396820
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- NII書誌ID
- AA1202905X
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- ISSN
- 1882272X
- 13497758
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- NDL書誌ID
- 028215548
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可