文化遺産オンライン

旧与那国家住宅

よなぐにけじゅうたく

概要

旧与那国家住宅

よなぐにけじゅうたく

住居建築 / 大正 / 沖縄 / 沖縄県

沖縄県

大正/1913

桁行8.7m、梁間7.8m、寄棟造、本瓦葺、北西隅張出、寄棟造、本瓦葺
附・とーら 1棟
  鉄筋コンクリート造、桁行5.7m、梁間3.8m、寄棟造、本瓦葺、西面下屋附属、北面浴室及びボイラー室附属

宅地 856.19平方メートル
 536番地
  右の地域内のぐっく、まいやし、じーじょん及び畜舎を含む

1棟

沖縄県八重山郡竹富町字竹富536番地

重文指定年月日:20071204
国宝指定年月日:

竹富町

重要文化財

旧与那国家住宅は、竹富島の東屋敷集落に所在し、主屋である「ふーや」と、台所棟である「とーら」を並べた、分棟型の住宅である。「ふーや」は沖縄地方の伝統的な間取りで、大正2年に建てられており、「ふーや」の正面には、石積の「まいやし」が建ち、宅地周囲に「ぐっく」と呼ぶ石垣を巡らせている。
 旧与那国家住宅は、「ふーや」と「とーら」を中心とする住宅の構えを良好にとどめており、また、竹富町竹富島伝統的建造物群保存地区の核となる住宅で、竹富島における近代の住居形態と生活様態を理解するうえで、高い価値がある。なお当住宅は、国内最西端の重要文化財建造物である。

関連作品

チェックした関連作品の検索