April
27
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

19°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 41歳最年長王者の野中悠樹 流血2-1で薄氷防衛

41歳最年長王者の野中悠樹 流血2-1で薄氷防衛

2019年9月17日 0時18分

 井岡弘樹ジム主催の「第9回チャンプファイト」は16日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれ、メインのWBOアジアパシフィック・ミドル級タイトルマッチ12回戦は、野中悠樹(41=井岡弘樹)が同級7位のヤン・ヒョンミン(韓国)を2-1判定で破り初防衛に成功した。

野中(右)は苦しみながらもベルトを死守した

 国内現役最年長王者の野中はフットワークを生かしながら、右ジャブを繰り出して間合いを十分にとっての滑り出し。韓国同級王者で8勝7KO2敗のハードパンチャー、ヤンはラッシュをかけてくると予想されたが、野中の動きを見る形で試合が進んだ。5回からヤンが攻勢を強め、6回終盤にカウンターの右ストレートが野中の鼻柱に命中。野中の鼻の上が横に切れて大量の出血。

 しかし野中は流血にもめげず、フットワークを生かしながらオーバーハンドの左フックをヒットして、ヤンに一方的な展開に持ち込ませなかった。最後まで足を生かした野中が苦しみながらタイトルを死守した。

白石(左)は湊とのホープ対決に完勝

 セミの日本ユース・フライ級王座決定8回戦は、17年同級全日本新人王の白石聖(井岡)と18年同級全日本新人王の湊義生(JM加古川)の関西ホープの対決となったが、白石がジャブを放って、湊の接近を許さず、ボディへの攻撃も効果的で完勝した。セミセミに登場の井岡弘樹ジム期待の安達陸虎は2回に右アッパーを強烈に決めてTKO勝ちした。

◇WBOアジアパシフィック・ミドル級タイトルマッチ12回戦
野中悠樹(井岡弘樹)[2-1(117-111、112-115、115-112)]ヤン・ヒョンミン(韓国)

◇日本ユース・フライ級王座決定8回戦
白石聖(井岡)[3-0(79-74×3)]湊義生(JM加古川)

◇68キロ8回戦
安達陸虎(井岡弘樹)[TKO2回1分48秒]チェンジ濱島(関門JAPAN)

◇S・フライ級8回戦
近藤冬真(蟹江)[3-0(77-76、77-75、79-74)]寺田達弥(オール)

◇S・フェザー級8回戦
金泰秀(井岡弘樹)[TKO5回2分29秒]ウィラポン・キンサンティエ(タイ)

Related article
関連記事