教養としての歴史問題

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東洋経済新報社, 2020/08/07 - 258 ページ
世界中で炎上する「歴史認識問題」や「歴史修正主義」。その背景・構造を気鋭の学者陣が解き明した意欲作。

著者について (2020)

前川 一郎(マエカワ イチロウ)
立命館大学・グローバル教養学部教授。専門はイギリス帝国主義、イギリス植民地史。著書に『『イギリス帝国と南アフリカ——南アフリカ連邦の形成』(ミネルヴァ書房、2006年)がある。
倉橋 耕平(クラハシ コウヘイ)
立命館大学ほか非常勤講師。専門は社会学。主な著書に『歴史修正主義とサブカルチャー −90年代保守言説のメディア文化』(青弓社)、共著に『ネット右翼とは何か』がある。
呉座 勇一(ゴザ ユウイチ)
国際日本文化研究センター助教。専門は日本中世史。主な著書に、40万部超のベストセラーとなった『応仁の乱』(中公新書、2016年)ほか、『一揆の原理』『陰謀の日本中世史』などがある。
辻田 真佐憲(ツジタ マサノリ)
作家、近現代研究者。慶應義塾大学文学部卒業。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論多数。著書に『文部省の研究』(文春新書)、『日本の軍歌』(幻冬舎新書)、『古関裕而と昭和史』(文春新書)などがある。

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