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さよなら、フリート

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水曜日, 2021年7月14日水曜日

私たちは、人々がプレッシャーを感じずに、リラックスしてそのときの思いを表現できるようフリートを開発しました。もっと気軽にTwitter上の会話に加わってほしかったからです。しかし、フリートをきっかけに新たにTwitterで会話に参加する人の数は、私たちが望んでいたようには増えていないことが分かりました。そこでTwitterは、フリートの提供を8月3日(米国時間)をもって終了することにしました。

私たちは今回の経験を活かし、人々がいま、世の中で起こっていることを語り合う別の方法を作り出すことに力を入れていきます。私たちがフリートから学んだことと、次のステップを紹介します。

  • フリートは、ツイートするのをためらう利用者の背中を押すために開発されました。しかし、蓋を開けてみると、すでにツイートすることを楽しんでいる人たちが、自分の投稿を広めたり、他者と直接やり取りするために利用していることがわかりました。私たちは、人々がもっと気軽にTwitterに参加できる別の方法を探っていきます。日常的にツイートしている人のためには、Twitterをよりよいものにすべく力を注ぐことが重要だと考えています。
  • フリートのほとんどは写真や画像などのメディアを含んでおり、人々はTwitterでの会話に手際よく写真や動画を添えて楽しんでいます。近日中に、全画面カメラ、テキスト形式オプション、GIFステッカーなど、フリート作成機能を取り入れてアップデートしたツイート作成画面や、カメラ機能のテストを開始する予定です。
  • タイムラインの最上部は引き続き、いま起こっていることをハイライトするのに最適な場所です。これからも「スペース」でのライブの会話はこの位置に表示されます。
  • 先月、テストが実施された「フリート広告」は、Twitter初の縦型全画面表示の広告です。現在、Twitter上の広告パフォーマンスを評価するために、試験結果を精査しています。

私たちはTwitterとはなにかを探求し、よりスケールが大きく大胆な挑戦によって、オープンな会話の場を提供していきます。これらのアップデートは、ときにはフリートのように仮説に基づいて実装したものの、うまく機能しないものもあるでしょう。今後はプロジェクトの成否をより厳密に評価し、何がうまくいったのか、そのアイデアから離れ他にフォーカスするのはどのタイミングなのかを判断していきます。もし新しいアプローチも模索せず、ときには機能を削除するといった決断もできなければ、大きなチャンスを逃すことになるからです。Twitterでは今後も、会話への新たな参加方法の開発を続け、皆様からのフィードバックに耳を傾けます。そして皆さんに貢献できる新たな方法があれば、方向性を転換していくつもりです。

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