久々の。 | 早稲田大学歌舞伎研究会

久々の。

ご無沙汰しております…

HPが無いかぶけんにとって貴重な情報源であるこのブログを、半年以上も放置してしまいました…

反省(T_T)

今年は、もっと几帳面に更新していきたいと思います!!メラメラ


前回の記事では前期納会までの活動報告をしているので、今回はその続きをだあああっと書きたいと思います。


(※前回のブログの中で、団観と鑑賞会が8月になっていますが、7月の間違いです)



●2011年8月2日(火)

初代中村吉右衛門展 関連演劇講座

初代吉右衛門映画祭Ⅱ-初代吉右衛門と秀山祭

上映会『盛綱陣屋』(昭和28年)

講師:中村吉右衛門  聞き手:児玉竜一(早稲田大学教授)  @大隈記念大講堂

早稲田大学歌舞伎研究会

早稲田の演劇博物館の企画展示に合わせた講演で、吉右衛門さんが早稲田にいらっしゃいました!!

ご本人も小太郎役で出演していた昔の『盛綱陣屋』の記録映画を鑑賞した後、先代の思い出話や先輩たちのエピソードを披露してくださいました。

ちょうどこの少し前に人間国宝になることが決まり、内外から注目を集めた講演だったため、600枚の整理券は一瞬で無くなり、大講堂(1123席)は満員になり、急遽地下の小講堂(301席)も解放してもそちらも満員、立ち見まで出るという、主催者側の予想をはるかに超えた大盛況でした。


外に出たら出待ちの人だかりを縫って目の前をご本人が…!!

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か、かっこよかったです…ラブラブ
そして車に乗り込み、車内からもにこにこと手を振ってお帰りになりました。

この日はテスト期間最後の時期だったので学生はほとんどいませんでした。

残念。




●8月24日(水)
八月花形歌舞伎   @新橋演舞場

第三部

『宿の月』 扇雀・橋之助

『怪談乳房榎』 勘太郎・七之助・獅童ほか


早稲田大学歌舞伎研究会

早変わりは見ているだけでも面白いし、期待の花形も揃う。そしてこの時期の風物詩、怪談。

行くっきゃない!!

というわけで真夏の演舞場に団観に行ってきましたオバケ

7人も集まると団観ぽくていいですね笑


『宿の月』は面白い舞踊劇でした。

この一幕の中に、祝言をあげる初々しい二人から、子が生まれ、夫は妻の尻に敷かれ、妻は小判に夢中で…という、現代でも多くの夫婦が歩むであろう時間の経過(笑)が表現されていて面白かったです。

それでもやはり金より夫。お互いの愛情を確かめ合って月を眺める、微笑ましい幕切れでした(*^∇^)


『怪談乳房榎』は、三遊亭円朝の口演を基にした作品。

勘太郎さん(勘九郎ご襲名おめでとうございますキラキラ)は、この円朝を含む四役早替りで大活躍!!

四谷怪談ほどおどろおどろしくもなく、滝の中で立ち回りをしながらの早替りなどエンタメ要素も満載で、とてもワクワクしました。

早替りに目を奪われがちですが、役によってがらっと雰囲気を変えて出てこられるのがすごいな~と思いました。

私は以前勘三郎さんのを見たことがあったので、「あ、ここで替わってたんだ!!」という楽しみ方をしていましたが、他の子達は「今どっちがどっち??え??」と大混乱でその様子も面白かったです。笑




さて、ひとまずここまで。

次は9月の活動についてですもみじ