中学受験でセンターラインの公式という変な公式がある、果たしてリーマン和まで分かって教えているのかはなはだ疑問である。





以下大雑把な説明である。




尚、面積と弧長をまとめて面線と書いているがどーでも良いことである。


クレンペラー(指揮者)が社会の窓を開けたまま、指揮をして、「それが芸術とどう関係があるのか?」といったくらいどーでも良いことである。






まず。扇型について。円すいの展開図を考えると





中心角/360度=底面の円の半径/母線



というありきたりの公式が成り立つ。






ここで、両辺の定数をキャンセルするときに右斜線(\)と左斜線(/)を使い分けるのは受験講師の常識。生徒が後(6年後かもしれない)でノートを見返した時の理解のためである。







しかし、このような教え方では「中学受験で燃え尽きる頭脳」の育成に他ならない。その場で、分からなくても常に、後々の発展学習に気を配るべきである。










中心角が微小の扇形は二等辺三角形に他ならないから。要は今までの、細かい計算をこねくり回すよりは



高さ×底辺÷2  で(ものの見方を変えるだけで)面積は出てくる。




あれ!2rで良かったかしら?その辺はタダではおしえない!


そこで、円の通った後を扇形で埋め尽くしてリーマン和として中心角→0



と考えれば、面積は扇形の総和に収束するから(?)


センターラインの公式という奇妙キテレツの公式を教える講師が出てくる。





しかし、これは特別な場合しか収束しないことは明らかである。うえのような例を考えれば、面積は減っているのに、センターラインの長さは変わっていないことは明らかである。


このことを考えれば、内側周りでは使えないと教える講師は全く勉強不足である。そもそも図形に内側と外側の区別はどうやってつけるのであろうか?