日産は、今年2月13日~18日にかけて開催された世界的に有名なブラジル・リオデジャネイロのサンバ・カーニバルにおいて、コンパクトSUVスタイルの新コンセプトモデル "Kicks Samba Concept (キックス サンバ コンセプト)" を披露した。

昨年10月に開催のサンパウロモーターショーにおいてワールドプレミアされたコンセプトモデル "Kicks Concept (キックス コンセプト)" だが、今回披露された「キックス サンバ コンセプト」は、その最新バージョンとしてサンバを基盤に特別なカラーリングを施した仕様である。デザイン開発は、米国・カリフォルニア州サンディエゴの "Nissan Design America (NDA)" とブラジル・リオデジャネイロの "Nissan Design America Rio (NDA-R)" が担当。全長4,300mm × 全幅1,800mm × 全高1,600mm、ホイールベース長2,620mm(全長とホイールベース長は共に「ジューク」よりもそれぞれ+175mm、+90mm長)のボディサイズに設定されたエクステリアでは、サテンレッドのトライストライプやディープ レッドシェードの特別なカラーリング仕上げとしたリアエンド、新しい19インチアロイホイール、改められたフロント/リアバンパー及びスキッドガードなどの新しいデザイン要素が追加採用され、アップデートが施されている。

なお、「キックス コンセプト」及び「キックス サンバ コンセプト」は、ブラジル市場向け都市型コンパクトクロスオーバーSUVタイプの量産モデルをプレビューするコンセプトモデルであり、その量産モデルは2016年にブラジルで生産が予定されると言われている。