ノウサバの正体 | 福岡県 宗像市商工会ブログ

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前々回ノウサバのことをご紹介しましたが

ノウサバとはこんなんです。


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ノウサバを加工している橋元水産のお母さんです。

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こんな感じで漁港のいたるところに吊るされています。

かなり 不気味です。

沢山 干されてるんですからガーン


んで

こいつらは何って思いの方もいるでしょう


ノウサバだから鯖じゃない?って思った貴方!

さすがです。

たぶん根が正直で素直な方なんでしょう。

でも

こんな魚です。

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ホシザメというサメの仲間です。


天然トラフグといえば高級食材としてあまりにも有名。

しかし、その最大の水揚げ港が福岡にあることを知る人は少ないのでは?

場所は宗像市、鐘崎漁港。下関、南風泊市場で取り扱われる(外海物)天然トラフグの実に50%が鐘崎産なのです

今 この天然とらふぐを玄海天然印としてブランド化しているのですが


フグを獲る延縄にかかるのがこのサメです。

このサメを玄界灘の寒風に干しカチコチにします。

当然 このままでは歯が立ちません。


そこでカチカチに干しあがったノウサバを湯通しして、表面のサメ肌をタワシでこする。

5~6センチの短冊切にして秘伝のタレに漬け込みます


玄海かずのこ とも呼ばれ珍味中の珍味といわれています。

正月の酒のつまみにぴったりです。お酒

サメに含まれているコンドロイチンには、肌の若さを保ち動脈硬化の発生・促進を予防する効果があります。

さらに干す事によってカルシウムが増えるので、骨や関節の働きを良くし、丈夫な身体を作ります。


らしいです。


今 鐘崎漁港に行けば軒先から船まで

いたるところで不気味に風に吹かれていますから

是非 見に来てください。