沖縄の差別問題について①

参院選が終わり、都知事選のさなか。僕は洗濯を終えテレビを見ていた。すると、沖縄県東村高江周辺にある米軍北部訓練場に建設されたヘリパッドにオスプレイが飛来し、村民が騒音に悩まされているというニュースが飛び込んできた。

「今行かなければ後悔する。」と思い、ネットで飛行機のチケットをとり、都知事選の期日前投票を済ませ、2日後の7月22日東村平良にある「でいご家」に支援物資を届け、県道70号で高江に向かった。すると、カマボコが県道を封鎖してN1ゲートには行けないと、ジャーナリストの安田さんから連絡があり、手前の山の駅で待ち合わせをした。

僕は諦めきれず、安田さんになんとかN1ゲートに行ける方法はないか聞いてみた。

pressの腕章をつければもしかしたら入れるかもしれないとのことだったので、腕章を借りカマボコで封鎖されている場所まで行ってみたが時すでに遅し。

強制排除されたあとだった。僕は沖縄に住んでいる後輩に連絡をした。新川ダムで集会をしているとのことだったので、向かった。

後輩にヒロジさんたちオール沖縄の皆さんを紹介してもらい、長い闘いのあとだったのにもかかわらず笑顔で迎えてくれたし、男組のことも知っていて嬉しかった。

一通り挨拶したあと、辺野古にも支援物資を届けるために高江をあとにした。

無事に辺野古へ支援物資を届け、知り合いから紹介されていた恩納村の宿に行ったが、恩納村から高江に通うには遠すぎるし、次の明朝、那覇に1人、名護に1人を迎えに行かなければならなかった。どうしたら効率よく迎えに行けるか、。

1時間くらい考えた結果、恩納村をあとにし、

那覇に泊まることにした。

7月23日 4時に那覇で合流して名護で1人をピックアップし、３人で高江に向かった。今まで護りぬいてきたN1表ゲートのテントはもうない。

県道70号を挟んだ場所に抗議や監視するための仮設テントが作られた。

僕が高江にきてまず驚いたのは、高江には沖縄県警だけではなく、警視庁（県道70号に配備）神奈川県警（辺土名にある砂利採石場に配備）千葉県警（砂利を積んだダンプを先導又は護衛）愛知県警（北部訓練場メインゲートに配備）大阪府警（N1ゲートに配備・県道70号に配備）福岡県警（県道70号に配備）の機動隊がいたことだ。