今日も、札幌競馬場(平成29年度第2回札幌競馬第6日)に行ってきました。
 
 
今日がJRA北海道シリーズ、今年の最終日。
ホッカイドウ競馬から、7頭が出走しました。
 
札幌8R[3歳上500万下]に、
ホープライズ(牡3・北海道・田中淳司厩舎)が出走。
 
 
ダート戦でも中央のような速いペースの方が合っているとのことからの遠征でした。
 
結果は6着。
3角で甘さが出てしまいましたが、
速いペースの方が合っていて、折り合いもついたのは収穫だったようです。
 
札幌10R[すずらん賞]には、
ソイカウボーイ(牡2・北海道・田中淳司厩舎)、ディーエスソアラー(牡2・北海道・松本隆宏厩舎)、デニストン(牡2・北海道・田中正二厩舎)、ハッピーグリン(牡2・北海道・田中淳司厩舎)、ヨシノファルコン(牝2・北海道・松本隆宏厩舎)、リュウノユキナ(牡2・北海道・桑原義光厩舎)と、大挙6頭が出走。
 
 
 
 
 
 
 
ソイカウボーイがゲート入りを嫌い、不穏な空気が流れましたが、
全く逆の結果に!
 
勝ったのはリュウノユキナ!
 
絶妙のタイミングによる仕掛けで、
大外から一気に追い込んでくると、
あっという間に突き抜けて行きました!
 
乗っていたのは五十嵐冬樹騎手。
インタビューのときの表情は、
喜び以上に、色々なことが込み上げてきた万感の思いが滲み出た表情でした。
 
管理する桑原義光調教師は、
さすがに喜びを爆発させるという訳ではないですが、
喜びと安堵感が合わさった表情が印象的でした。
 
このお二人をスポーツ紙等の記者の方々が囲んで取材している間に、
私は敗れたホッカイドウ勢の取材。
 
ハッピーグリンの服部茂史騎手とデニストンの伊藤千尋騎手は、
かなり悔しかったようで、
服部茂史騎手には残念さが、
伊藤千尋騎手には不完全燃焼という感じでした。
 
また、田中淳司調教師はハッピーグリンとソイカウボーイの2頭出し(ちなみに松本隆宏調教師もディーエスソアラー・ヨシノファルコンで2頭出し)で、
どちらも期待度の高かった馬だけに、
レース直後は、かなり厳しい表情をされていました。
 
喜びの陣営、悔しい陣営、
同時に取材していると、ホッカイドウ競馬の馬が勝ったのにも関わらず、
手放しで喜べないのは事実ですが、
でも、勝ったことも事実。
 
やはり嬉しいものです。
 
昨日・今日と、
実質、取材が中心の札幌入りでしたが、
レース直後の表情は、本当に悲喜交々。
 
大きな成果が出たホッカイドウ競馬勢ですが、
私は、その場に立ち会えて、良かったと思いますし、
一気に取材する難しさを感じたところもあって、
私自身にとっても、とても印象深く大事な2日間でした。
 

なお、各競走に出走した騎手・調教師の詳細なコメント等は、こちらをご覧ください。

 

また、Facebookの「ホッカイドウ競馬もりあげ隊」でもご覧いただけます。

 
以上、アナウンサー&ボイストレーナー 岸根正朋でした。