今年のお盆は、母の実家の秋田に帰省しました。
久しぶりに親戚や従姉妹たちにも会え、浴衣を着てお墓参りに行ってきました。
祖母が住んでいるこの地方では、お墓参りをした後、お寺に行きます。
お寺の中には、個人の名前が入った小さな仏壇が並んでいて、
自分のご先祖様の仏壇に、お赤飯やお菓子をお供えします。
秋田のお赤飯には、お砂糖が入っていて、普通のお赤飯よりほんのり甘い味がするんです。
見た目は普通のお赤飯と変わりないので、食べるとちょっとびっくりします。

お墓参りから戻ると、玄関先で小さな薪を組んで火を焚きます。
これは「迎え火」と言って、亡くなったご先祖が、お盆に家に戻ってくるための道しるべとなるそうです。

今年は久しぶりに、秋田の風物に触れ、閑かなお盆を過ごしました。