夏木陽介がん告白 左腎臓摘出を「徹子の部屋」で明らかに

2010.09.24

 俳優、夏木陽介(74)が腎臓がんと脳梗塞を患っていたことが分かった。親しい友人の黒柳徹子(77)が司会を務める24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時20分)で明らかにする。

 夏木によると、今年3月、16年前から患う胆石の経過観察で左腎臓に影を発見。再検査で5センチ大の悪性腫瘍が確認された。「がんはステージ3で進行していたけど、左腎臓を摘出すれば右に転移しないといわれた」といい、5月14日に手術を受け、2週間後に退院。7月に仕事復帰した。

 また、昨年7月、マージャンの最中、手から牌がこぼれた様子に異変を感じた友人で元プロレスラーの坂口征二(68)に病院に連れて行かれ、軽度の脳梗塞と判明。1週間の治療で退院した。

 東宝映画でデビュー。「青春とはなんだ」「Gメン’75」などドラマでも活躍する一方、過酷なダカール・ラリー出場経験がある夏木は持ち前の体力と気力で大病を乗り越え、「やっと同窓会でみんなと病気の話ができる」と笑顔を見せた。

 夏木の出演映画の特集上映が25日から東京・銀座シネパトスでスタート。同日記念トークショーに出演、30日には自叙伝「好き勝手」(講談社)が発売される。

 

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