ID理論支持率52%にも ダーウィンイヤーの悪夢


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 インテリジェント・デザイン(ID)理論側が前進した新展開としてまず挙げられるのは、2009年に出版されたID派科学者リーダー、スティーヴン・マイヤー博士著『細胞の中の署名』だ。チャールズ・ダーウィンの『種の起源』出版150年の節目に当たる年に登場した同書は、生命の起源というテーマで500ページの大著であったが、ロンドン・タイムズ書評紙でベスト・ブックス・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。

 現代科学の生命の起源についての仮説は、原因として偶然か必然を、あるいは両方を考えに入れ、デザインは最初から排除している。


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