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Vol.88 スーパーアイドル、セレーナ・ゴメス PART 3 水色ポンチョでオーディションへ!

2012年3月22日
昨年末、母親が流産したことを発表したセレーナ・ゴメス。直後は、仕事をキャンセルしてずっと母親に付き添い、家族で辛く悲しい時を乗り越えようと頑張っているそうです。

ちなみに、セレーナが楽しみにしていた母親のお腹の中にいた赤ん坊は女の子だったとのこと。スカーレットという名前もつけ、Twitterで「守護天使」だと紹介していました。辛い年末になってしまいましたが、年明けは、精神的に苦しめられていたストーカーに3年間の接近禁止令が下るなど、良いスタートをきっています。

今回も、そんなセレーナのバイオグラフィーを、ご紹介します!


■真面目な性格がネックに

学校でいじめられても、子供向け番組「バーニー&フレンズ」の撮影を楽しみ、プロ意識を持ちながら子役の仕事に取り組んできたセレーナ。しかし、小学校高学年になると胸がどんどんと大きくなってきてしまい、番組には相応しくない体型だということで降板させられてしまいました。

ここで終わりにしたくなかったセレーナは、その後、沢山のオーディションを受け、コマーシャルに出演するようになります。演劇コーチ、キャサリン・サリバンのもと、スキルを磨くようになったのもこの頃から。シャイな性格のセレーナは、オーディションで自分を出し切ることができず、悩んでいたのです。

コーチいわく「演技を直すたび、批判されたと受け止めてパニックになる子だった」、「トイレに駆け込んで、私が"出てきて~"って言っても、"ダメ、私はとってもダメだわ"って泣きじゃくっていた」、「監督やプロデューサーの目をとても気にする子だった」そうです。とにかく真面目な性格で、それが弱点にもなっていたとみられていました。


■水色ポンチョでディズニーのオーディションへ

しかし、次第に努力が報われるようになり、子供向けTVドラマ「Brain Zapped」のパイロットに主役として配役!プロデューサーはセレーナのことを「10歳なのに、大人びていて。とにかく演技が好きだということが伝わってきた」、「初対面で持ち味のある子だなと思ったけど、台本あわせをしてびっくりしたよ。なんで、まだスターじゃないんだって」と回想しています。

残念ながら「Brain Zapped」は放送が見送られてしまいましたが、その翌年、セレーナは大きなチャンスを得ることになります。ディズニー・チャンネルでオーディションが行われることを知ったのです。

オープン・オーディションではありませんでしたが、ディズニーはTVシリーズを長く続けられるようなスター性のある子を必死で探していました。このオーディションに、セレーナは水色のポンチョを着て参戦。「私ったら一体何を考えていたんだか」とその時の服装を嘆くセレーナですが、キャスティング・デレクターのジョディ・テイラーは、「"あの顔"にグッとひきつけられた。愛らしくって、才能や可能性など、心をつかむものを沢山もっていた。まだ未熟だったけどね」と振り返っています。

ディズニーはセレーナに、ロサンゼルスに来て、テストを受けるように指示。「とてもワクワクしたわ。人生初の飛行機で、初のLAへ行ったのよ!」とセレーナは嬉しそうにインタビューで語っていますが、テストは満足いくものではなかったそうです。


■女優を目指すきっかけは母親

LAへ行く前、セレーナは、「あなたが受けるテストは、『リジー&LIzzie』(2001~04年:ヒラリー・ダフ主演)のスピンオフ番組よ」と伝えられており、「運命だと思ったわ。だって、私の一番好きな番組だったんですもの!」と気合を入れて臨んだそうです。

飛行機の中では、送られてきた台本を繰りかえし読んだとのこと。しかし、緊張のあまり台本読みは最悪だったそうで、「ハイ、ありがとうって言われて、ロビーに出た途端、私は大泣きしてしまったの。ダメだと思ったから」と苦い思いを噛みしめたそうです。

しかし、そんなセレーナの才能を見逃さなかった人がいました。ディズニー・チャンネルの会長、ゲイリー・マーシュです。「透明感を感じた。この子は絶対に離しちゃダメだと思った」というゲイリーはセレーナを猛プッシュ。セレーナをスターにするという方向で決まったものの、彼女は2年間、足踏みをさせられることになってしまいました。


<次回は、「スイート・ライフ」でファーストキッス、そして主演TVドラマ制作へ!をご紹介します。お楽しみに!>