8月のテーマ・パネリスト 朝まで生テレビ!トップページに戻る



 小泉総理は「公言どおり」8月15日の靖国参拝を行いました。そのおかげかどうか、今年の8月15日の靖国神社への参拝者数は、過去最高となりました。
 また、直前には「天皇メモ」報道などもあり、首相の靖国参拝については、これまで以上に内外の注目の的となり、議論も多く起こりました。これらを捉えて、日本のナショナリズムの復活とみる向きもあります。
 しかし、小泉総理の5年間6回の参拝は、日本と日本国民、そして周辺諸国にも「靖国神社」という存在と「日本の戦後」のあり様を改めて考え直す大きな機会を与えたことは、間違いありません。
 果たして、この小泉総理の靖国参拝は、私たち日本と日本人が、新たな歴史の段階に入った象徴なのでしょうか?
 小泉総理の在任中に道筋をつけたものとして、「憲法改正」「教育基本法改正」「集団的自衛権」などがあります。これらは、戦後日本の針路を大きく変えるきっかけになるであろうといわれています。日本が、戦後60年の永きにわたり、金科玉条としてきた「平和主義」「国際社会との協調」などの理念は、これから先の未来においては私たち日本と日本人の平和と繁栄を担保しうるものではなくなってしまうのでしょうか?
 そして、ポスト小泉として国民の圧倒的支持を得ているのが、安倍晋三氏です。
「美しい国」を唱える安倍氏は、どのような政治を行い、この日本と日本人をどこへ導くのでしょう?
  日本と日本人が、その進路の舵を大きく切ろうとしている今、番組では、日本の来し方、行く末について徹底討論したいと思います。




司会: 田原 総一朗
進行: 長野智子、渡辺 宜嗣
パネリスト:   

武見敬三(自民党・参議院議員)
江田五月(民主党・参議院議員)

岡崎久彦(外交評論家)
姜尚中(東京大学教授)
下村満子(ジャーナリスト・経済同友会副代表幹事)
高野孟(ジャーナリスト)
田中均(日本国際交流センターシニアフェロー)
富岡幸一郎(文芸評論家)
秦郁彦(現代史家)



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