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『徹底討論!激変する朝鮮半島と在日コリア』




 今年6月の「南北首脳会談」の実現、そして9月のシドニーオリンピックでの「南北同時入場行進」は朝鮮半島が大きく変わろうとしていることを世界中に示し、南北統一の機運が急速に進展していることを実感させました。
一方日本と北朝鮮の関係に於いても8月に行われた「日朝首脳会談」とそれに基づく「日朝国交正常化交渉」再開によって、両国間に多くの課題を抱えながらもその関係改善が着実に推し進められています。
日本・韓国・北朝鮮の相互関係のこれらの急速な変化を在日コリアンはどのようにとらえているのでしょうか。朝鮮半島と日本の歴史的、政治的変動の狭間で厳しい環境の中で生きてきた在日コリアンの社会状況は改善されてきたのでしょうか。折しも今国会で「永住外国人参政権」の法案が審議されており、賛否両論渦巻く中で残念ながら政争の具とされ、成立が危ぶまれている現状にあります。
現在、在日コリアンは約63万人、戦後、いわゆる「在日」として存在して55年、その間、様々な背景の下に、「民団」と「総連」が発足し、永い間対立的構図を形成してきました。しかしここに来て世代や地域を超えて両団体の相互交流や祖国への相互訪問が行われる様になってきました。歴史のうねりの中で今、在日コリアン社会も大きく変わろうとしています。
「朝まで生テレビ!」では朝鮮半島と日本の関係、在日コリアンの問題をテーマにこれまで8回に亘って議論を重ねてきました。20世紀も残りわずかとなった今、南北関係、米朝関係、日朝関係が激変しつつあり、また政治の動きとは別に「ワールドカップ」共同開催に象徴される様な文化やスポーツ面での交流と理解が進んでいるさ中に、「南北問題」、日本と朝鮮半島にわだかまる問題とは何か、どうすれば良いのか、在日コリア社会の現状と問題点とは何か、日本、日本人は何をすべきか、何をすべきでないか等をテーマに在日コリアンを中心に討論を展開します。



=Panelist=

司会進行 :田原総一朗

進 行 : 渡辺宜嗣・丸川珠代

パネリスト:

  在日コリアン
 ・総連系
  卞 宰洙(文芸評論家)
  洪 祥進(朝鮮人強制連行調査団事務局長)
  全 哲男(朝鮮新報論説委員)
  梁 玉出(朝鮮大学校教員)
 ・民団系
  徐 龍達(桃山学院大学教授)
  金 総領(ジャーナリスト)
  朴 鉄民(雑誌編集人)
  姜 誠 (ルポライター)

 重村 智計(拓殖大学教授,元毎日新聞論説委員)
 田岡 俊次(朝日新聞編集委員)
 辻元 清美(社民党・衆議院議員)
 平沢 勝栄(自民党・衆議院議員)
 吉田 康彦(埼玉大学教授,「北朝鮮人道支援の会」代表)

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