大野で続々「街なか」LIVE いつでも“JAZZ”を「実行委」始動
「相模大野をジャズの街に」―。地元商店主らが中心となって「大野の街興し」の材料を数年がかりで構想してきた結果、今年4月に「相模大野ジャズ実行委員会」が発足した。それから約半年が経ち、商店街のイベントや個店間でのライブ演奏が本格的に行われ始めている。
ジャズに着目するきっかけのひとつとなったのは、大野でお馴染みとなった「もんじぇ祭り」。会発足後初となった今年8月の開催では、広場前に前座を兼ねたアマチュアバンドの演奏をブッキング、活動の第一歩とした。「もんじぇは年1回だが、いつもどこからか音楽が聞こえている街に」(実行委)と、来月9日(日)に開催される「秋・銀座祭」(相模大野銀座商店街振興組合主催) では、ステージトラックを用意。プロアマ問わずの野外ライブが行われ、更に11月には新たなイベントを企画しているという。
また、個店では、今月既に女子大通りのギャラリー「サガン」でライブを敢行。それに続き、21日(水)には大野銀座通りのイタリア料理店「ファゴット」、お好み焼き店「まるう」、カフェ「六月園」の3店舗合同開催が控える。駅前の音楽スクール「GROOVE(グルーヴ)」講師の増田裕一さん率いる3バンドが巡回ライブを行う予定だ。
実行委員長の塚本敏さん(ファゴット店主)は「近隣には、音楽スクールの講師や学生バンドなど、アマチュアプレイヤーも多いようだ。彼らへ活動場所の提供を通じ、演奏者・ジャズに詳しい人など、地元の人材発掘やネットワーク作りにもつなげたい。また、店舗間で少しずつ”音楽の渦”を興し、広げてゆければ」と、今後の展望を語っていた。
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