琴奨菊、左膝&アキレス腱負傷で休場…秋場所は6度目カド番

[ 2016年7月17日 05:30 ]

大相撲名古屋場所7日目

(7月16日 愛知県体育館)
 6日目まで1勝5敗と不振だった大関・琴奨菊が日本相撲協会に「左膝内側側副じん帯損傷、左アキレス腱周囲炎のため約14日間の安静、加療を要す」との診断書を提出して休場した。

 休場は昨年九州場所以来で5度目。この日朝に師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)と話し合って決断した。再出場はしない方針で9月の秋場所は6度目のカド番となる。愛知県一宮市の部屋で取材に応じた琴奨菊は「踏み込んだ時に膝や足首がぶれる感覚があり、相撲のバランスが崩れていた」と説明。古傷をかばったため股関節や背中などにも痛みが出たという。「悔しい思いもあるが、しっかり治して闘えるようにしたい」と再起を誓っていた。

続きを表示

2016年7月17日のニュース