来場所大関獲りへ!殊勲賞の鶴竜「無心で…」

[ 2012年1月23日 06:00 ]

三賞受賞力士(左から)技能賞の妙義龍、殊勲賞の鶴竜、敢闘賞の臥牙丸

大相撲初場所千秋楽

(1月22日 両国国技館)
 初場所の三賞選考委員会が22日、両国国技館内の記者クラブで開かれ、殊勲賞に鶴竜(初)、敢闘賞に臥牙丸(2度目)、技能賞に妙義龍(初)を選出した。

 10日目に21度目の対戦で白鵬を破って初の殊勲賞を獲得した鶴竜は妙義龍を押し出して10勝目。関脇で2場所連続の10勝を挙げたことにより、来場所は自身2度目の大関獲りに挑む。

 昇進の目安となる“3場所33勝”までは残り13勝と厳しい戦いとなるが「考えすぎた相撲は全部負けてる。無心でいかないと」と冷静。今場所はつり出しで日馬富士を撃破するなど新たな境地も開拓しただけに「もっと鍛えたい」と成長を見せつけるつもりだ。

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2012年1月23日のニュース