三谷氏新作「風雲児たち」追加キャストも「真田丸」一色!村上新悟ら異色の直筆PR

[ 2017年10月4日 15:55 ]

みなもと太郎氏原作、三谷幸喜氏の新作脚本によるドラマ「風雲児たち〜蘭学革命篇〜」に出演する村上新悟(C)NHK
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 昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の脚本を担当し、ブームを巻き起こした劇作家・三谷幸喜氏(56)の新作ドラマとして注目される同局「風雲児たち〜蘭学革命(れぼりゅうし)篇〜」(来年1月初旬放送)に、村上新悟(42)迫田孝也(40)大野泰広(40)が出演することが4日、分かった。同局のツイッターで発表された。8月に発表された片岡愛之助(45)新納慎也(42)山本耕史(40)草刈正雄(65)に続き、「真田丸」を彩ったキャストが再集結。「真田丸」一色となる。この日、新たに発表された3人は写真に直筆の一言コメントを掲載。ユニークなPR手法も話題を呼びそうだ。

 原作は、みなもと太郎氏(70)の同名大河歴史ギャグ漫画。今回は、前野良沢と杉田玄白による“蘭学事始”を描く。

 西洋医学書「ターヘル・アナトミア」の日本初の和訳に一心同体で取り組んだ良沢(片岡)と玄白(新納)の2人。鎖国ど真ん中の江戸中期に革命的な翻訳を成し遂げた。しかし、刊行された「解体新書」に良沢の名前はなく、名声は玄白だけのものとなった。2人の間に一体、何が起きたのか…。笑いとサスペンスに満ちた新しい三谷流歴史ドラマが生まれる。

 この日、発表されたのは「解体新書」に関わった人たち。

 村上演じる中川淳庵は若狭小浜藩の蘭方医。前野良沢や同藩の先輩・杉田玄白とともに「解体新書」の翻訳に深く携わる。村上は「立場は変われど苦労は絶えず…」とコメント。「真田丸」では上杉家重臣・直江兼続を演じた。上杉景勝(遠藤憲一)に謀反の疑いが生じ、徳川家康(内野聖陽)が出頭を命じた際、景勝の家臣・兼続がこれを批判した書状「直江状」を“魅惑の低音ボイス”で読み、人気を博した。

 迫田演じる桂川甫周は代々徳川将軍家に仕えた幕府奥医師の名門「桂川家」を継ぐ蘭方医。「解体新書」翻訳の主要メンバーの1人。迫田は「歩む 奇天烈の道」とコメント。「真田丸」では真田信繁(堺雅人)の右腕・矢澤三十郎を演じた。

 大野演じる大槻玄沢。玄白と良沢の弟子として、師匠2人から名前を1字ずつもらった。「解体新書」の普及、蘭学の隆盛に貢献。大野は「新しくお仕えする方、見つけました。」とコメント。「真田丸」では真田信幸(大泉洋)に仕えた河原綱家を演じた。

 主要キャストは8月に発表済み。片岡は前野良沢、新納は杉田玄白、山本は平賀源内、草刈は田沼意次を演じる。収録は11月に行われる。

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