「つぶすつもりで来て」篠田麻里子スピーチが一番人気

[ 2012年6月8日 06:00 ]

アンケートで「一番スピーチが心に残ったメンバー」1位となった篠田麻里子

第4回AKB選抜総選挙

 スポニチアネックスで実施した緊急アンケート「一番スピーチが心に残ったのは?」では、若手を挑発した同5位の篠田麻里子(26)が1位に輝いた。

 篠田はこの日、自身のブログを更新。総選挙後の打ち上げ会場の様子を紹介した上で「これから新しい出発です。素敵な化学変化がおこることを願って」「去年より気持ちが大人になりました。なんだかすっきりしました」などと率直な心境をつづった。

 篠田の願う「化学変化」は既に起こり始めている。前日に後輩たちへ飛ばした猛ゲキが大きな反響を呼んでいる。

 「悔しい力をどんどんぶつけて来てください。つぶすつもりで来てください。私はいつでも待ってます。心強い後輩が出てきたら私は笑顔で卒業したい」

 強烈なメッセージを受けて、4位指原が「もう弱音を吐きません」と誓い、2位渡辺麻友(18)も「来年は、総選挙があるならば私は1位を獲りたい」と次々と決意表明した。

 メンバーだけではなくファンの心も大きく揺さぶった。本紙公式サイト「スポニチアネックス」で「きのうのスピーチで一番記憶に残った選抜メンバーは?」という緊急アンケートを実施したところ、大島、高橋みなみ(21)らを抑えて篠田が183票と断然の1位に。回答者からも「甘えを許さない愛である」「実力社会での真の世代交代とは何かの本質をズバッと言ってくれた」などと賛辞が送られた。YouTube上で公開されている64人分の当選あいさつ動画でも8万5000回以上再生され、トップになっている。

 総選挙を舞台袖から見ていたAKB48劇場支配人の戸賀崎智信氏によると、篠田の言葉で若手メンバーの多くは目が覚めたような顔をしていたといい「まだまだグループは成長していける」と話した。

続きを表示

2012年6月8日のニュース