今度は76年ぶり!マー君通算25連勝の“世界記録”更新

[ 2013年9月13日 20:56 ]

<楽・オ>ボードを掲げる田中

パ・リーグ 楽天6―2オリックス

(9月13日 Kスタ宮城)
 楽天の田中将大投手(24)は13日、Kスタ宮城でのオリックス戦で10安打を浴びながら2失点完投。開幕21連勝となり、昨年からの通算で25連勝に記録を伸ばした。

 6日の前回登板、日本ハム戦で101年ぶりの世界新記録となる開幕20連勝を達成、この記録更新と1936~37年にカール・ハッベル(ジャイアンツ)が記録した通算24連勝の76年ぶり更新を達成。また、西鉄・稲尾和久が57年にマークした同一シーズン20連勝のプロ野球記録も更新した。

 初回、田中は1安打されるも無失点の滑り出し。2回は2死一、二塁、3回は安打で走者を許したが、ともに失点は許さなかった。4回はこの日初めて三者凡退に抑えた。5回は安打と失策が絡み2死三塁とされたが、外角低めいっぱいに152キロのストレートを決めて安達から見逃し三振を奪った。

 援護をもらった直後の6回は危なげなく三者凡退に抑えた。7回には2死一、三塁から中前適時打を浴びて1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。8回は2番から始まる好打順を3人で切ってとった。9回は不運な安打もあり1点を失ったが、最後まで投げきった。

 4回までオリックスの先発・八木から2安打しか放っていなかった打線は5回に奮起。島内の適時打と敵失で2点を先制した。6回には1死一、二塁から松井がバックスクリーンへ3ラン。好投を続けるエースに大きな援護点となった。7回には聖沢の適時打で1点追加した。

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