マー君、また金字塔!4カ月連続11度目の月間MVPで“イチ超え”

[ 2013年9月6日 13:37 ]

8月の月間MVPに選ばれ、笑顔の楽天・田中

 セ、パ両リーグは6日、8月の月間MVPを発表し、パ・リーグ投手部門は両リーグ初の4カ月連続で田中将大(楽天)が受賞した。

 セ・リーグは投手部門に藤浪晋太郎投手(阪神)、打者部門にバレンティン外野手(ヤクルト)と村田修一内野手(巨人)の2人。パ・リーグ打者部門は内川聖一外野手(ソフトバンク)が選出された。

 田中は通算11度目の受賞で、オリックス時代のイチロー(現ヤンキース)を抜いて両リーグ単独最多となった。藤浪はセの高卒新人としては1987年8月の近藤(中日)以来2人目の受賞。内川は打率3割5分をマーク。バレンティンはプロ野球新記録となる月間18本塁打、村田はセ新記録の月間46安打を放った。

 田中は8月度5試合に登板し、リーグトップの5勝。防御率0・95、投球回数38回、奪三振44個といずれもリーグトップだった。4カ月連続受賞だけでなく、年間4度の受賞も両リーグ初めて。まさに記録づくめの受賞となった。

 「何でも史上初というのはうれしいこと。大変、光栄に思います。7年目でこれだけ積み重ねたことに価値がある」と喜びを語ったマー君。“イチロー超え”には「投手と野手とでは違うけど超えられたのはうれしい。でも選手としてはまだまだ足元にも及ばない。これからも一層自分を高めていきたい」と謙遜していた。

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2013年9月6日のニュース