テレビ朝日系アニメ「ドラえもん」の骨川スネ夫役などで知られる声優、肝付兼太(きもつき・かねた、本名・肝付兼正)さんが亡くなったことを受け、28日に放送された同番組でお悔みの言葉が掲載された。
この日の放送は肝付さんが亡くなってから初の放送だった。番組の冒頭に「1979年から2005年まで26年もの長い間、骨川スネ夫の声優を務めていただいた、肝付兼太さんがお亡くなりになりました。多くの子どもたちに夢と希望を届けて下さった肝付兼太さんのご冥福を心からお祈りいたします」と、追悼のコメントが映し出された。
肝付さんは鹿児島県出身。1979年から2005年まで26年間、「ドラえもん」のスネ夫役を独特のしゃがれた声で好演。アニメ「おそ松くん」のイヤミなどの声を演じたほか、劇団を主宰して舞台演出も手掛けた。