声優で歌手、水樹奈々(36)がコンサートを開催した後、プロ野球阪神の本拠地、甲子園球場の外野芝の状態が悪化したことについて、ライブの主催者や所属レーベルなどが連名で、水樹の公式サイトでコメントを発表した。
コメントは「阪神甲子園球場 芝生報道に関しまして」とのタイトル。冒頭で、「2016年9月22日に阪神甲子園球場にて開催いたしました『NANA MIZUKI LIVE PARK 2016』における阪神甲子園球場の天然芝に関する報道につきまして、多くの野球ファンの皆様ならびに関係各所の皆様にご心配をおかけいたしました」と謝罪した。
続けて「コンサート機材設営には関係各所と打ち合わせを重ね、芝生にも充分な配慮をして養生・設営をさせていただきましたが、ライブ当日を含めた三日間に渡る荒天・豪雨により、残念ながら想定以上の負荷が芝生にかかるという結果となってしまいました」と、芝の状態悪化の経緯を説明。最後には「ライブ・コンサート開催にあたってはなお一層細心の注意を払い、よりよい時間を提供出来ますよう、引き続き努力邁進して参ります。今後共よろしくお願い申し上げます」とした。
甲子園球場を管理する阪神園芸の関係者は「ここまで(の被害は今まで)はなかった。水樹奈々さんが悪いのではなく、誰のコンサートでも、こうなっていた。雨がずっと降っていましたからね。設営のときは『頼むから、降らないでくれ』と祈っていたんですが…」と説明していた。