プロ野球阪神タイガースの甲子園球場開幕戦となる8日の広島戦を中継するカンテレが、金本知憲監督(48)に密着した「金本監督カメラ」を投入することが5日、分かった。在阪局では初の試みで、左翼席から高倍率レンズを使い、ベンチ内の金本監督の表情を一部始終撮影。野球中継を超変革させる。
「金本監督カメラ」は最も監督の動きや表情が見える左翼席に高倍率レンズを取り付けたカメラを設置。得点シーンでの笑顔や渋い表情まで、一挙手一投足を視聴者に届ける。さらに、阪神ファンがひしめき合う一塁アルプスにもカメラを初投入。これまでよりも撮影の幅を拡大し、臨場感のある映像で盛り上げる。
これらは本拠地開幕戦だけでなく、カンテレが今季中継するすべての阪神戦で実施する。ほかにテロップや演出もリニューアルし、担当の居川大輔プロデューサーは「得点シーンや本塁打のシーンでは、ちょっと派手な動画を出しますので、お楽しみにしていただきたい」と予告した。