3回上がれば夢かなう 「ぶんぶん堂」落慶法要 大分

関係者が参列し行なわれた「夢かなうぶんぶん堂」の落慶法要=29日午前、大分市
関係者が参列し行なわれた「夢かなうぶんぶん堂」の落慶法要=29日午前、大分市

 JRおおいたシティの屋上にある「夢かなうぶんぶん堂」で29日、落慶法要が行なわれた。法相宗大本山興福寺(奈良市)の貫首・多川俊映氏が導師を務め、屋上施設の設計やお堂の建設に携わった関係者らが参列した。

 ぶんぶん堂は屋上施設「シティ屋上ひろば」のシンボルとして設置。内部のらせん階段は上りと下りですれ違わない構造になっており、彫刻家の藪内佐斗司氏が作成した七福神も飾られている。

 多川氏は、旧国鉄が運営したホテルが興福寺の敷地内に立地していた縁で、JR九州が招いた。

 落慶法要で多川氏は、シティ屋上ひろばに鉄道神社もあることから「日本人に脈々と伝わる『神仏習合』を子供たちが体感できる場所です。大変なにぎわいをみせており、心よりお祝い申し上げます」と述べた。

 また、JR九州の唐池恒二会長はぶんぶん堂のらせん階段について「3回上り下りを繰り返せば、夢がかないます」と利用を呼びかけた。

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