首相が濃茶を堪能 表千家の「初釜式」でつかの間の息抜き

 安倍晋三首相は17日、東京都千代田区の表千家東京稽古場で開かれた新年恒例の「初釜式」に出席し、十四代家元・千宗左氏がたてた濃茶を堪能した。

 同日午後に6日間に渡るバルト三国など欧州6カ国への歴訪から帰国した首相は、皇居での記帳を終えた後に初釜式に臨んだ。

 スーツ姿で出席した首相は、家元が丁寧に練った濃茶を口にすると、長旅を終えた安心感からか、ほっとした表情を浮かべていた。22日には通常国会が召集されることもあり、つかの間の息抜きを楽しんだようだ。

 初釜式には、母親の洋子さんや実弟の岸信夫衆院議員、斎藤十朗元参院議長らも参加した。

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