自民・長島忠美衆院議員が死去 旧山古志村の村長

長島忠美氏
長島忠美氏

 自民党の長島忠美(ながしま・ただよし)衆院議員(新潟5区)が18日夜、新潟県長岡市内の病院で死去した。党関係者が19日、明らかにした。66歳。新潟県出身。今月15日に体調不良を訴え、入院していた。

 平成16年の新潟県中越地震では、旧山古志村(現長岡市)の村長として住民避難をはじめ地震からの復旧・復興の陣頭指揮にあたった。その手腕に着目した小泉純一郎首相(当時)から国政転出を要請され、17年の衆院選で自民党公認候補として比例代表北陸信越ブロックから出馬し、初当選。24年の衆院選で新潟5区にくら替えした。連続4期当選。

 24年12月に発足した第2次安倍内閣で農林水産兼復興政務官に就任。26年9月から約2年間、復興副大臣を務めた。

 長島氏の死去に伴い、10月10日告示、22日投開票の日程で新潟5区の補欠選挙が行われる予定。同じ日には青森4区と愛媛3区でも衆院補欠選挙が実施される見通し。

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