北ミサイル

自民・二階幹事長「中国と緊密に連携」

 【北京=石鍋圭】中国・北京を訪問している自民党の二階俊博幹事長は14日午前、北朝鮮による弾道ミサイル発射に関し「日中両国を含む北東アジア地域および国際社会の安全保障に対する明らかな挑発行為だ」と非難した。その上で「日本は中国と緊密に連携しながら、北朝鮮に対して挑発行動の自制、安保理決議の順守を強く求め、北朝鮮をめぐっての諸懸案の包括的な解決に今後も全力を尽くす」と述べた。

 二階氏はまた、14日から現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが開き、29カ国の首脳が参集していることに触れ「こういう日に北朝鮮の行為は許されるものではない。強く日本国としても自民党としても抗議をしておかなくてはならない」と指摘した。北京市内で記者団に語った。

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