鈴木杏樹、帰国後の生出演で「皆さんに支えられています」と感謝

 1日に米国で夫の駿河台日大病院外科部長、山形基夫さん(享年56)を亡くした女優、鈴木杏樹(43)が8日、日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜前5・50)に生出演した。()

 昨年末から入院していた米ボストンの病院で、肝臓疾患のため急逝した山形さんと2日に現地で無言の対面。7日に帰国した翌8日、金曜メーンパーソナリティーを務める「ZIP!」の司会を気丈にこなした。

 帰国時は憔悴した表情を見せた杏樹だが、夫の死後、初となるテレビ出演では悲しみをこらえて明るい笑顔であいさつ。

 番組冒頭で「このたびはたくさん皆様にご心配をおかけし、たくさんの関係者の方々に大変ご迷惑をおかけしました」と頭を下げた。若干、声を震わせ、涙目になりながらも「みなさんから温かい言葉をたくさんいただき、そのお気持ちに支えられています」と感謝した。

 東京・築地本願寺で13日午後6時から通夜、翌14日正午から告別式が控えており、妻として喪主を務めるため、「もう少し慌ただしい日々が続くかと思います」と語り、「これからも変わらず、みなさんに支えていただきながらお仕事を頑張っていこうと思っています。ZIP!を明るく楽しくお送りしようと思っています」と力強い笑顔で誓った。

 放送中も出演者を気遣うように、けなげに普段と変わらぬさわやかなトークを展開。番組の最後にも「皆様に支えていただけたらうれしいです」と繰り返し、最後まで明るく振る舞っていた。

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