熊本震度7

コンビニ各社が食品を被災地に大量搬送 イオンも大型店で対応

 14日夜、熊本県で発生した地震を受け、流通各社は安全確認や被災地に支援物資の搬送を本格化させている。

 スーパーなど運営のイオンは、イオンモール熊本(熊本市)とイオン宇城店(熊本県宇城市)は建物の安全確認が必要として全館を臨時休業にしている。ただ、食料品については住民からのニーズがあるとして、両店の駐車場を利用して販売を継続している。被災地への支援物資の搬送も取りまとめを急いでいる。

 コンビニエンスストア大手では、セブン-イレブン・ジャパンが、おにぎり1千個と2リットル入りの飲料水のペットボトル1千本を15日午後までに熊本県益城町役場に搬送することを決めた。ファミリーマートも555ミリリットル入りのペットボトルの飲料水500本とおにぎり500個を益城町役場に届けるとしている。

 ローソンも熊本市の県民総合運動公園陸上競技場に500ミリリットル入りのペットボトルの水1200本、カップ麺1000個、割り箸1000本などを15日夕方までに届けるとしている。

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