西部ガスグループの「ひびきエル・エヌ・ジー株式会社」が、北九州市響灘地区において平成22年11月から建設を進めていた「ひびきLNG基地」が竣工し、本年11月1日から運用を開始しました。
同基地は、世界最大級のLNG船の受け入れが可能な大型LNG基地であり、弊社の天然ガス供給基盤を大きく改善するとともに、今後の経営基盤の強化に資するものとなります。
優れた環境性・利便性をもつ天然ガスは、国の重要なエネルギー源と位置付けられており、燃料電池をはじめとする分散型エネルギーシステムの普及などを通じ、今後も需要の拡大が見込まれるエネルギーです。
弊社は、同基地の稼働により、天然ガスの大幅な供給能力の向上、大型LNG船導入による原料調達の効率化、基地を基点にしたパイプラインの整備による効率化を図っていくとともに、今後も安全かつ安定的な天然ガスの供給に努めていきます。
1.ひびきLNG基地の概要
- ・建設場所
- 北九州市若松区向洋町20番地1
- ・敷地面積
- 約32万6千m2
- ・主要設備
- LNGタンク(18万kl×2基)
LNG気化器
ローリ出荷設備
外航LNG船受入バース 等
- ・総事業費
- 約660億円
2.ひびきエル・エヌ・ジー株式会社の概要(平成26年11月1日現在)
- ・名 称
- ひびきエル・エヌ・ジー株式会社
- ・所 在 地
- 福岡県福岡市博多区千代一丁目17番1号
- ・代 表 者
- 代表取締役社長 川原 道憲
- ・事業内容
- ガス事業、LNGの受入・貯蔵・気化・加工及び供給事業他
- ・資 本 金
- 60億円(西部ガス株式会社90%、九州電力株式会社10%)
- ・設立年月日
- 平成22年 4月 1日