日韓ダブルナンバー

　１台の貨物トレーラーに日韓両国のナンバープレートを付け、国境をまたいで車両を相互乗り入れする制度。日韓両国の合意に基づき、日産自動車と日本通運が２０１３年３月に始めた。韓国・釜山市から福岡県苅田町の日産自動車九州まで、荷物の積み替えなく、フェリーと公道を使って自動車部品を運搬。日産九州にとって、部品の地元調達先の概念が韓国に広がった。日韓での成功を受け、日本政府は昨年１０月、日中への運用拡大も承認した。